初級レベル文法I・II・IIIの詳細と成果目標
ILRレベル1（初級能力）の初級文法について詳細をご解説します。
初級文法I
このクラスを修了した学生は、単一節で構成される文を使用し、反応することで、現在形での簡単な質問を尋ねたり答えたりすることができるようになります。さらに、簡単な現在形と現在進行形の適切な使用に関する正確な理解を示します。最後に、一般的に使用される名詞をその複数形で綴ることができるようになります。
初級文法II
このクラスを修了した学生は、定形および不定形の単数および複数の名詞と代名詞を、形容詞と組み合わせて、主格および目的格の両方で使用することができるようになります。
可算名詞と不可算名詞の区別をし、適切に冠詞と部分詞を使用することができます。適切な副詞および動詞の定形および不定形過去形を使用して過去の時間を表現することができます。最後に、学生は「will」を使用して未来の時間を表現することができます。
初級文法III
このクラスを修了した学生は、「may」と「might」、時間節、および「if」で始まる節を使用して未来の時間を表現し、「can」、「know how to」、「could」、「be able to」、「should」、「have」、「must」といったモーダル助動詞を適切に使用することができます。
また、「may I」、「could I」、「can I」を使用して丁寧な質問をし、「let’s」を使用して提案をすることができます。一般的な数量表現を使用することができます。最後に、「the same as」、「similar to」、「different from」、「like」、「alike」と、形容詞と副詞の比較形と最上級形を使用して比較を行うことができます。
文法におけるILRレベル1の達成
上記の各レベルでの学生学習成果を成功裏に達成した学生は、主に読み書き（そして、ある程度は聞くことと話すこと）で表現される文法においてILRレベル1（いわゆる初級能力）を獲得しています。統合スキルを重視した言語学習教材を使用しています。
このレベルに達した学生は、上記の各クラスに記述されている知識とスキルの習得を確認するテスト問題に、高い精度（少なくとも75％以上）で回答できることが期待されます。
