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ハワイの入国審査は厳しい?注意点やスムーズに通過するためのポイントを解説

ハワイの入国審査は厳しい?注意点やスムーズに通過するためのポイントを解説
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ハワイ旅行を計画中のあなた、入国審査で困らないための準備はできていますか?

「ESTAって何?」「英語が話せなくても大丈夫?」など、不安や疑問を抱える方も多いはず。

本記事では、入国審査の流れや必要書類、女性が一人で渡航する際の注意点、さらには英語フレーズまで徹底解説!スムーズにハワイでの第一歩を踏み出せるよう、具体的で役立つ情報をわかりやすくお届けします。

最後までお読みいただければ、余計な心配をすることなく、心躍るハワイの旅をスタートできますよ!

本記事をガイドする人

School Owner / Hironori Yamaguchi  
Yamahi 

紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。

挨拶・プロフィール

ハワイの入国審査とは

ハワイ旅行で最初の関門となるのが入国審査です。審査の基本的な流れやESTAの重要性、時間の目安など、スムーズな手続きのために知っておくべきポイントを解説します。  

  • 入国審査の基本的な流れ
  • ESTA(電子渡航認証)の重要性
  • 入国審査はどれくらいの時間がかかる?

順番に見ていきましょう。

入国審査の基本的な流れ

入国審査では、まずパスポートの確認が行われます。次に、指紋スキャンと写真撮影があり、審査官からの簡単な質問に答える流れです。

質問は主に渡航目的や滞在先についてで、観光の場合は「ホリデー」や「観光(Sightseeing)」などと答えれば十分です。手続き自体は数分で完了しますが、混雑状況によって待ち時間が発生する場合があります。  

ESTA(電子渡航認証)の重要性

ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP)を利用してアメリカに入国する際に必要な電子渡航認証で、ハワイ旅行でも必須です。ESTAを取得しないと、航空機に搭乗できないため、事前の申請が欠かせません。申請はオンラインで簡単に行え、費用は21ドル(2024年12月現在)。通常30分ほどで承認されます。

承認済みのESTAはパスポートとリンクされ、控えを印刷する必要はありませんが、念のため持参すると安心です。有効期限は2年間で、その間は何度でも渡航が可能。ただし、パスポートを更新した場合は再申請が必要です。正確な情報を入力し、不備がないよう確認を徹底しましょう。

入国審査はどれくらいの時間がかかる?

審査自体は1人あたり約2分程度ですが、日本からのフライトが集中する午前中はホノルル国際空港が混雑し、待ち時間が30分以上になることもあります。

混雑を避けたい場合は、フライトスケジュールを調整するか、早めに列に並ぶことを意識しましょう。また、事前に必要書類を準備しておくことで手続きがスムーズになります。  

ハワイの入国審査の前に日本で準備するべきこと

ハワイの入国審査をスムーズに通過するには、出発前の準備が重要です。

本章では、必要書類や持ち物、入国審査に役立つアプリ、英語が苦手な場合の対処法などを詳しく解説します。

  • 必要書類の準備
  • 持ち物と禁止されている物品
  • 入国審査のためのアプリ
  • 英語が話せないけど大丈夫?
  • 英語でのよくある質問と回答例

 順番に見ていきましょう。 

必要書類の準備

入国審査をスムーズに進めるためには、必要な書類を事前に揃えておくことが重要です。

まず、パスポートの有効期限を必ず確認してください。帰りの航空券控えも持参し、渡航目的を示す書類として準備しておきましょう。ESTAの承認情報はパスポートとリンクされていますが、念のため印刷した控えを持っていくと安心です。

ホテルや滞在先の予約確認書も必須で、審査官に尋ねられた際に提示できるようにしておきます。書類は整理して1つにまとめておくと便利です。また、万が一に備えてこれらの書類をスマホで写真を撮ってデータ化しておくのもよいでしょう。

持ち物と禁止されている物品

ハワイへの渡航時には、持ち物の中に禁止されている物品が含まれていないか事前に確認が必要です。

特に食品は厳しい規制があり、種子類、肉製品などは持ち込みが禁止されています。一方で、魚製品は持ち込み可能な場合が多いですが、事前に税関のルールを確認することが重要です。

また、液体類は機内持ち込み時に制限があるため、100ml以下の容器に分け、ジッパー付き袋に入れて持参してください。荷物を最小限に整理し、必要以上の物を持ち込まないことで、スムーズな審査が期待できます。

入国審査のためのアプリ

「Mobile Passport Control(MPC)」アプリは、ハワイを含むアメリカの入国審査を効率化するための公式アプリです。

このアプリは、以下の条件を満たす旅行者が利用可能です

  • 米国市民
  • 米国永住権保持者
  • カナダ国籍でB1/B2ビザを持つ人
  • ESTA利用で2回目以降の渡航者

アプリを使うと、入国審査の行列を回避でき、専用のレーンで手続きが可能です。パスポート情報や渡航詳細を事前に入力するだけで、スムーズな入国ができます。ただし、英語版のみの対応であるため、英語が苦手な場合は事前に使い方を確認しておくと安心です。 

参考:Mobile Passport Control (MPC)

英語が話せないけど大丈夫?

英語が苦手でも、ハワイの入国審査を心配する必要はありません。ホノルル国際空港には日本語を話せるスタッフが常駐しており、困ったときにはサポートを受けることができます。

また、審査官も観光客に慣れているため、簡単な日本語で質問してくれる場合も多いです。それでも不安がある場合は、事前に簡単な英語フレーズを準備しておくと安心です。

例えば、「観光です(For sightseeing.)」や「ホテルはワイキキにあります(My hotel is in Waikiki.)」などのフレーズを覚えておきましょう。また、ジェスチャーや持参した予約確認書類を活用することで、意思をスムーズに伝えることができます。安心して審査に臨むための事前準備が大切です。

英語でのよくある質問と回答例

ハワイの入国審査では、審査官から簡単な質問をされることがあります。

例えば、「渡航目的は?(What is the purpose of your visit?)」には

「観光です(For sightseeing.)」と答えるのが一般的です。

「滞在先はどこですか?(Where are you staying?)」には「ワイキキの〇〇ホテルです(At XX Hotel in Waikiki)」と答えましょう。

「滞在期間は?(How long will you stay?)」には「5日間です(For 5 days.)」と伝えます。

他にも、「仕事をしていますか?(Do you have a job?)」や「食べ物を持ち込んでいますか?(Are you bringing any food?)」などがよく聞かれます。

簡単なフレーズを覚えておけば、審査をスムーズに進められるでしょう。予約確認書や書類を見せることで補足するのも有効です。

ハワイの入国審査での注意点

ハワイの入国審査をスムーズに進めるには、注意点を事前に把握し、必要な準備をしておくことが重要です。本章では、入国審査が厳しい理由や、家族連れや女性一人で渡航する際のポイントについて解説します。  

  • 入国審査は厳しい?入国拒否を防ぐために
  • 夫婦や家族連れの場合
  • 女性が一人で入国する際の注意点

順番に見ていきましょう。

入国審査は厳しい?入国拒否を防ぐために

近年、ハワイの入国審査は厳格化されており、特に日本人女性が入国の目的を疑われ拒否されるケースもあります。これを防ぐためには、滞在場所や観光内容を証明する書類の準備が不可欠です。具体的には、ホテルやアクティビティの予約確認書、復路の航空券、次の目的地への航空券や乗船券などを紙で用意しておきましょう。

審査官の質問には正直に答え、誤解を招く行動や回答を避けることが大切です。また、観光目的を明確に伝えられるよう、事前に説明の練習をしておくと安心です。

夫婦や家族連れの場合

夫婦や家族連れの場合、同じグループとして一緒に入国審査を受けることが可能です。特に、小さな子どもがいる場合でも安心です。審査官は家族連れの旅行者に慣れており、柔軟に対応してくれます。もし子どもが英語を話せなくても、親が代わりに質問に答えることで問題ありません。

困った際は、係員に相談することで適切なサポートが受けられます。家族全員分のパスポートや必要書類をまとめて準備し、スムーズな審査を目指しましょう。

女性が一人で入国する際の注意点

残念ながら日本人女性が一人でハワイを訪れる際は、目的を疑われて質問攻めにあい、最悪の場合入国を拒否されるケースがあります。渡航目的を明確に説明するための準備をしっかりとしておきましょう。

具体的には、滞在先のホテル予約確認書や帰国便の航空券を用意し、審査官の質問に的確に答えられるようにします。

また、職場や学校の在籍証明書を持参することで、信頼性が高まり、疑いを避けることができます。華美な服装は避けて、態度にも配慮し、観光目的であることをしっかりアピールすることが大切です。不安な場合は、簡単な英語フレーズを事前に準備し、自信を持って審査に臨むよう心がけましょう。

ハワイの税関での手続きについて

ハワイの税関手続きは、入国審査と同様に重要なステップです。適切に準備をしておくことで、スムーズに通過できます。本章では、税関申告の手順や注意点について詳しく解説します。  

  • 税関申告の手順
  • 高価な物品やお土産の持ち込み
  • 肉製品や植物の持ち込みルール

順番に見ていきましょう。

税関申告の手順

ハワイ到着後、税関申告書に記載した持ち物を提示し、審査官の質問に答える手続きが行われます。申告書は機内で配布されるため、記入を済ませておきましょう。記載内容は持ち込む品目やその価値についてで、正直に記入することが重要です。

審査官に質問された際は、落ち着いて対応し、申告内容と一致する回答を心がけます。特に問題がなければ、短時間で手続きは完了します。

高価な物品やお土産の持ち込み

高価な物品や課税対象品を持ち込む場合は、税関での申告が必要です。時計やジュエリー、電化製品など高額なアイテムを持ち込む場合は、事前にリストを作成しておくと手続きがスムーズです。また、お土産品も合計金額が免税範囲を超える場合は申告が必要です。

免税範囲は一般的に合計800ドルまでですが、詳細は事前に確認しましょう。申告を忘れるとペナルティが科される可能性があるため注意が必要です。

肉製品や植物の持ち込みルール

ハワイの税関では、肉製品や植物の持ち込みが厳しく制限されています。生鮮食品や種子、加工肉製品などは基本的に持ち込み禁止です。一方で、魚製品やパッケージされたお菓子などは許可される場合が多いですが、事前に税関のルールを確認することが重要です。

また、持ち込むアイテムで申告が必要なものについてはすべて税関申告書に記載し、審査官の指示に従いましょう。ルールを守ることでスムーズな手続きを進められます。

まとめ

ハワイ旅行を快適に楽しむためには、入国審査や税関手続きのポイントを事前に把握しておくことが大切です。必要書類や禁止物品の確認、英語での対応準備など、適切な準備を行うことで、スムーズに手続きを進められます。また、審査官への対応や滞在計画を明確にすることが、信頼を得るための鍵となります。

ハワイでは英語が必要な場面が多いため、語学スキルを高めることでさらに安心して過ごすことができますよ。アカデミア・ランゲージ・スクールでは、旅行者向けの実用的な英会話コースを提供中です。まずはお気軽にお問い合わせください!

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