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このページの要点

Academia Language School は、1969年12月に Joseph Alexander と Magda Alexander の夫妻がホノルルで創立した、ハワイで最も古い語学学校です。夫妻がパートタイムで教えていた語学の講座から始まり、ヨーロッパやアジアの言語、翻訳・通訳まで手がける学校に育ち、のちに英語(ESL)がいちばん大きな部門になりました。

  • 遅くとも1999年から、アラモアナの今の建物(1600 Kapiolani Blvd.)で授業を続けています
  • 2012年に CEA(英語教育プログラムの認定機関)の認定を受け、2017年に10年間の再認定を受けました
  • 2023年に在校生だった現オーナーが学校を買収してオーナーとなり、2024年1月から新しい体制で授業を続けています
数字で見る Academia Language School の歩み
1969
創立
ハワイで最も古い語学学校
55年以上
続く授業
創立からの年数
2012
CEA 認定
2017年に10年の再認定
月1回
TOEIC 公開テスト
ハワイで唯一の会場
Academia Language School の旧公式サイト・認定の記録・学校の資料から(2026年11月5日時点)

Academia Language School の歩み(年表)

学校に残る資料と、Academia Language School の旧公式サイトの記録をもとにまとめました。年がはっきりしないものは「ごろ」「までに」と書いています。

Academia Language School の年表
1969年12月
Joseph Alexander と Magda Alexander の夫妻が、ホノルルで Academia Language School を創立(事業開始は12月30日)。夫妻がパートタイムで教えていたイタリア語・フランス語・ドイツ語の講座が始まり
1970年代〜
アラモアナの近くで、大人向けの昼と夜の講座を開く。フランス語・スペイン語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・日本語・中国語・タガログ語、外国人向けの英語(ESL)など
1970〜80年代
翻訳と通訳の事業を広げ、太平洋地域の会議や裁判、医療の現場に通訳者を送る。生徒は300人を超える
1980年代の終わり
米国の政府機関向けの語学研修・通訳の仕事を始め、20年以上続ける
1992年
Academia Language School, Inc. として法人化(ハワイ州の登記。役員は創立者の夫妻)
1990年代の終わり
「Academia Schools」として、語学学校・コンピューター研修・日本人向けの観光業研修の3部門を運営。遅くとも1999年には現在の建物(1600 Kapiolani Blvd.、アラモアナ)に学校を置く
2000年代
英語(ESL)が最大の部門に。世界各地から英語を学ぶ学生が集まる
2003年
留学生の情報を管理する米国の制度(SEVIS)に接続し、学生ビザ(F-1)の学生を受け入れる体制を整える
2007年
創立者の夫妻が約40年続けた学校を譲って引退し、新しいオーナーのもとへ
2009年
現学長の Larry Rhodes が Director of Language Programs に就任
2012年までに
TOEIC 公開テストを毎月、学校で実施(ハワイで唯一の会場)
2012年
CEA(Commission on English Language Program Accreditation)の認定を初めて受ける
2017年
CEA の10年間の再認定(2027年まで)
2020年
新型コロナウイルスの流行に対応し、学生が学びを続けられる体制を整える
2023年12月
在校生だった Hironori Yamaguchi(Yamahi)が学校を買収し、オーナーとなる(12月1日に契約に署名)
2024年
新しい運営会社のもとで再出発。子ども向けの Aloha Camp、ハワイの私立校受験の Academia Tutor School などを広げる
出典はこのページの最後にまとめています

創立者:Joseph と Magda Alexander

Academia Language School を創立したのは、Joseph Alexander と Magda Alexander の夫妻です。

イメージイラスト:ハワイに着いたばかりの創立者の夫妻が、ワイキキの浜からダイヤモンドヘッドを眺める
イメージイラスト
創立者の2人
Joseph Alexander
出身
米国マサチューセッツ州ボストン(イタリア系)
話す言語
英語、イタリア語・フランス語・ドイツ語を教えた
ハワイでの最初の仕事
運輸サービスの管理職
Academia Language School での役割
学校の運営(General Manager、のちにオーナー)
Magda Alexander
出身
フランス・ボルドー(スペイン系の家庭)
話す言語
フランス語・スペイン語(どちらも母語)
ハワイでの最初の仕事
アリアンス・フランセーズ・ハワイのフランス語講師
Academia Language School での役割
フランス語・スペイン語のクラスを担当
Academia Language School の旧公式サイト(2007年)と Alliance Française of Hawaii のプロフィールから

Joseph は米国マサチューセッツ州ボストンのイタリア系の家庭の出身です。ハワイでの最初の仕事は運輸サービスの管理職で、語学学校とは縁がありませんでした。のちに本人は、ハワイに来たときには「40年後に語学学校のオーナーになっているとは思わなかった」と振り返っています。

Magda はフランスのボルドー生まれです。両親はスペイン内戦を逃れてフランスに渡った人たちで、家ではスペイン語、外ではフランス語を話して育ち、幼いころから2つの言語を使いこなしていました。フランスでフランス語・ビジネス・スペイン語を学んで資格を取り、パリで働いたあと米国に渡りました。ボストンでは語学学校で教え、大学のフランス語学科でも働き、ボストン大学で教育学の学位を取っています。

ボストンで出会って結婚した二人は、寒い東海岸を離れて車で西へ向かう長い旅に出て、たどり着いたハワイに一目で惹かれ、ホノルルに住むことを決めました。Magda はハワイに着いた2日目にアリアンス・フランセーズ・ハワイ(フランス語とフランス文化を広める非営利団体)に電話をかけ、ちょうど講師を探していたことからフランス語を教え始めます。YWCA でもフランス語を教えました。

1973年、ワイキキのアウトリガーカヌーとサーファー
1973年のワイキキ。アウトリガーカヌーとサーファー(撮影:Charles O'Rear/米国国立公文書館(DOCUMERICA)、パブリックドメイン)

創業の背景:パートタイムの語学講座から、ハワイの語学学校へ

Academia Language School の始まりは、夫妻がホノルルでパートタイムで教えていたイタリア語・フランス語・ドイツ語の講座でした。学びに来る人が少しずつ増え、1969年12月、二人の小さな語学学校として Academia Language School が生まれました。

イメージイラスト:1970年代の夜の語学クラスと、翻訳・通訳の事務所
イメージイラスト

学校はアラモアナの近くに教室を構え、仕事帰りの大人も通えるように昼と夜の講座を開きました。Magda がフランス語とスペイン語のクラスをすべて受け持ち、ほかにもドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・日本語・中国語・タガログ語、外国から来た人のための英語(ESL)を教えました。希望があれば、ほかの言語でも講師を手配してクラスを開いていました。

1973年、夕日に輝くアラモアナのオフィスビル
1973年、夕日に輝くアラモアナのオフィスビル(撮影:Charles O'Rear/米国国立公文書館(DOCUMERICA)、パブリックドメイン)
創業期から教えていた言語
フランス語スペイン語ドイツ語イタリア語ポルトガル語日本語中国語タガログ語英語(ESL)
Alliance Française of Hawaii のプロフィールと旧公式サイトから。希望に応じてほかの言語も手配

授業と並んで学校を支えたのが、翻訳と通訳の仕事です。書類の翻訳のほか、会議や裁判、医療の現場に通訳者を送り、その範囲はハワイから太平洋地域全体に広がりました。1980年代の終わりからは、米国の政府機関向けの語学研修や通訳も20年以上続けています。Academia Language School は、生徒が300人を超え、25以上の言語を教える学校に育ちました。

1973年のホノルル。上空からダイヤモンドヘッドとワイキキ、アラモアナの一帯を望む
1973年のホノルル。手前がアラモアナ、奥にワイキキとダイヤモンドヘッド(撮影:Charles O'Rear/米国国立公文書館(DOCUMERICA)、パブリックドメイン)

1990年代の終わりには「Academia Schools」の名で、語学学校に加えてコンピューターの研修や、日本の観光業で働く人を育てる研修も運営していました。夫妻は約40年にわたって学校を育て、2007年に学校を譲って引退しました。Magda は今もアリアンス・フランセーズ・ハワイの理事として、ハワイのフランス語の活動を支えています。

多くの言語を教える学校から、英語の学校へ

ハワイの気候や環境の中で英語を学びたい留学生が世界中から集まるようになり、やがて英語(ESL)が学校でいちばん大きな部門になりました。2003年には学生ビザ(F-1)の学生を受け入れる体制を整え、文法と会話をレベル別に学ぶ今のカリキュラムの土台ができていきました。

イメージイラスト:世界中から留学生が集まるハワイの英語の教室
イメージイラスト

ロゴの移り変わり

Academia Language School のロゴは、時代とともに姿を変えてきました。2007年ごろからは太陽と地球を組み合わせたロゴ、2024年には創立55周年の記念ロゴを使い、今は「since 1969」を添えたロゴで創立の年を伝えています。

2007年ごろからのロゴ(太陽と地球)
2007年ごろ〜
創立55周年の記念ロゴ(2024年)
2024年 創立55周年の記念ロゴ
現在のロゴ(since 1969)
現在のロゴ

認定と、ハワイで唯一の TOEIC 会場

Academia Language School は2012年に、米国教育省が認める英語教育プログラムの認定機関 CEA(Commission on English Language Program Accreditation)の認定を受けました。2017年には10年間の再認定を受け、2027年までの認定を受けています。

TOEIC のロゴ
ETS 公認の TOEIC 公開テスト会場

また、TOEIC® を運営する ETS の公認会場として、TOEIC Listening & Reading の公開テストを毎月学校で行っています。ハワイで TOEIC の公開テストを受けられるのは Academia Language School だけです。

TOEIC は ETS の登録商標です。Academia Language School は ETS の公認テスト会場です。

2023年、在校生が学校を買収してオーナーに

2023年秋、当時の運営会社は学校を年内で閉じる方針を学生に伝えました。在校生だった Hironori Yamaguchi(Yamahi)は、学生ビザで学ぶ仲間の学びを止めないために、自ら学校を買い取ることを決めました。11月に学校の調査を行い、12月1日に買収の契約に署名し、オーナーとなりました。このときの経緯は、Forbes JAPAN の記事(2023年12月30日)でも紹介されています。

2024年1月からは新しい運営会社のもとで、講師陣とカリキュラム(週4日で学生ビザの条件を満たす時間割など)を引き継ぎながら、子ども向けの Academia Aloha Camp、ハワイの私立校を目指す子どものための Academia Tutor School などを広げています。

Academia Aloha Camp(子ども向けのプログラム) Academia Tutor School(ハワイの私立校受験の塾)
Yamahi
Yamahi

閉校の危機に陥っていた学校を、在校生だった私がオーナーとして引き継ぐことにしました。時代に求められる教育事業を展開し、より多くの方に喜んでいただける教育機関を目指します。

よくある質問

Academia Language School はいつ創立されましたか?

1969年に、ハワイ・ホノルルで創立されました。ハワイで最も古い語学学校です。米国の Better Business Bureau の記録では、事業の開始は1969年12月30日です。

創立者はだれですか?

Joseph Alexander と Magda Alexander の夫妻です。ボストンから移り住んだ夫妻がホノルルで教えていた語学の講座が始まりで、1969年12月に Academia Language School を創立しました。

学校はどこにありますか?

ホノルルのアラモアナ、1600 Kapiolani Blvd., Suite 1225 にあります。遅くとも1999年から、同じ建物で授業を続けています。

どのような認定を受けていますか?

2012年から CEA(Commission on English Language Program Accreditation)の認定校です。2017年に10年間の再認定を受けました。学生ビザ(F-1)の学生も受け入れています。

出典

このページの内容は2026年11月5日時点のものです。長く Academia Language School で教える講師への聞き取りをもとに、今後さらに内容を加えていきます。

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