ハワイでの子どもの英語教育を考える:短期・長期留学の実情
日本で英語を学ぶよりも、実際に英語が日常語として使われている環境に子どもを置くことには強みがあります。
ハワイはアメリカ合衆国の州であるため、英語が公用語でありながら、日本人やアジア系の家庭も多く、言語的・文化的なハードルも比較的緩やかです。

純ジャパ夫婦の私たちは、日本で英語ネイティブに育てることに限界を感じ、ハワイに移住しました。
一方で親としては「現地校でやっていけるのか」「どのプログラムを選べばいいのか」「費用はどれくらいかかるか」など不安も抱きやすいでしょう。
本記事では、ハワイで子どもが英語を学ぶ際に知っておきたい選択肢、制度、成功のコツ、そして具体的なスクール例を網羅的に紹介していきます。
親御さんが判断に迷ったときの指針をお届けしたいと思います。
本記事をガイドする人

School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立56年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
目次
ハワイのサマープログラムによる子ども向け英語教育
まず最初に検討する方が多いのが、サマープログラムだと思います。夏休みや春休みなどの日本の学校の休みに合わせて親子留学に来られる方もたくさんいます。

まずは、ハワイで英語学習をしてみる、というハワイ留学・移住のお試しができるのが良いところですね!
夏/短期サマースクール

夏休みや冬休みなどの短期間で集中して英語力を高める方法として、サマースクールが人気です。
短期プログラムを比較する際には、レッスン時間数、1日のスケジュール、アクティビティ内容、交通手段の有無、宿泊先(通学型/滞在型)などの項目を比較するとよいでしょう。
Academia Language School の “Academia Aloha Camp” では、英語レッスン+アクティビティ(文化体験、遠足など)を組み合わせたカリキュラムを提供しています。
夏の時期(7-8月)と春(3-4月)に開催してます。費用や期間は年によって変動するため、最新情報を確認してください。
・Academia Aloha Camp のインスタグラム
https://www.instagram.com/academiaalohacamp
以下にAcademia Aloha Campの詳細ページがあります。

親子参加型プログラム・親子留学
いわゆる、「親子留学」でハワイに来られる方もたくさんいます。
Academia Language School でも親子が一緒に英語を学ぶプログラムも用意されています。
実際に親子が同じ教室で一緒に学ぶのではなく、お子さんが世界中から来たお友達と英語学習プログラムに参加している間に、ご両親は大人向けの英語学習プログラムに参加ですることができます。
こうしたプログラムは、親も英語環境を経験できるうえ、家庭でも習った表現を使いやすくする効果があります。親子で過ごす時間を英語学習の機会に転換したい場合に選択肢として検討できます。

アカデミアでは、お子さんが「英語が楽しい!」と思える体験を目指しています!
ハワイでの子どもの英語教育の選択:短期留学
サマープログラム以外でも、半年〜1年程度の短期留学をされる方もいらっしゃいます。
実際に、ハワイで暮らすという体験ができ、お子さんにとっても将来のための大きな財産になります。
ESTAで認められた3ヶ月以上滞在するためには、米国に滞在するためのビザの取得が必要です

アカデミアは米国政府から認定された語学学校としてご家族のビザ取得を支援できます!
プリスクール・幼児教育
2〜5歳児向けのプリスクールは、ハワイには教会などが運営しているスクールをはじめ、多種のプリスクールがあります。
ハワイのプリスクールは、特に、2-3歳は受け入れのできるスクールも限られており特に年齢が小さい子供の枠はローカルでも取り合いです。

人気のプリスクールは、妊娠がわかったら2歳児の入園を目指して、仮の名前で申し込みをしておく必要があるぐらいです。
しかし、だからといってすぐに諦める必要はありません。時期によって、既存の学生が親の転勤などで出ていくシーズンもあり、枠が開くことがあります。
たとえば、ハワイは米軍関係者もたくさんいますが、彼らの異動の時期には枠がでます。

私たちがハワイ移住した当時、2歳の次男がいましたが、すぐにちゃんとしたプリスクールに入ることができました!
プライベートだと、だいたい月1300ドル〜2000ドルぐらいが相場だと思います。
なお、公立については、1-2歳を預けるような場所はなく、地域によって3歳以降でプリスクールが用意されているエリアもあります。基本的に、現地住民優先で所得制限などの条件がつくケースもあり、短期留学での選択肢としては現実的ではありません。
アカデミアでは、ハワイ旅行に来た時のスクールツアーやスクール探し・申し込み代行を行なっていますので、お悩みの方は、まずはお気軽にLINEください。
小学生・中学生・高校生向けの選択肢
1年だけでもローカルの小学校・中学校・高校に留学することが可能です。ただし、合法的に米国に滞在できるビザを準備する必要があります。
13歳以下は基本的に親の送り・迎えが必要なので、必然的に親御さんも一緒にハワイで滞在していく必要があります。米国では、お子さんの学生ビザで親が滞在することができません。
そのため、親御さんがビザをとって、お子さんを付帯者として同伴いただく必要があります。そのためのビザをアカデミアで手配できますので、お問い合わせください。
長期留学・ハワイ移住での子どもの英語教育
もちろん、1年以上の長期の留学をする方もいらっしゃいます。ハワイの高校を卒業したいという方や日本に戻った時に「帰国子女」として扱われる期間までハワイのスクールに通いたいという方などです。
英語学習支援制度:English Learner (EL) プログラム
ハワイ州公立校には、英語習熟度が十分でない生徒向けに English Learner(EL)プログラム が設けられています。

プライベートスクールでも、ミッドパックやスター・オブザ・シーなどの学校が行なっています。
限定的な英語運用能力のある児童・生徒に対して、補助的な英語指導(English Language Development, ELD)や、教科内容理解を促すシェルタード指導(sheltered instruction)を提供します。
この制度により、英語が母語でない子どもも、学年相応の教科学習を受けられるよう補助が設けられています。州教育庁は WIDA(英語開発基準)を用いたガイダンスを採用しており、EL プログラムを通じて英語熟達と学力維持を両立することを目指しています。
ESTAが観光ビザは対象ではありません。対象者になるために米国に合法的に長期滞在できるビザが必要です。
お子さんの学校選びに迷ったらアカデミアにお気軽に相談ください。
ローカルのスクールに通学する
ハワイでの子ども英語教育を本格的に考える場合、ローカルの学校(公立校・私立校・チャータースクール)へ通学する選択は、最も「英語環境に浸る」効果が高い方法です。
毎日英語が飛び交う空間で過ごすことで、言語習得のスピードは飛躍的に高まり、コミュニケーション力や異文化理解も自然と育まれます。
ローカル校に通うメリットとして、以下の3つが挙げられます。
圧倒的な英語環境での実践的な学び
授業・アクティビティ・友人との会話すべてが英語で行われるため、 “英語を学ぶ” というより “英語で学ぶ” という形で日常的に英語運用力が鍛えられます。
多文化環境で育つコミュニケーション力
ハワイには日本人を含むアジア系の家庭も多く、移民ルーツを持つ子どもも多数います。異文化を尊重し合う環境のため、日本から来た子どもも比較的馴染みやすいのが特徴です。
英語学習支援が整っている
公立校を中心に、英語が母語でない子ども向けに English Learner(EL)プログラム が用意されています。英語レベルに応じて補助授業やシェルタード指導が受けられ、学年相応の教科内容についていけるようサポートされます。
ただし、ローカル校に通うには 親子ともに適切なビザを取得し、合法的にハワイに滞在する必要がある 点に注意が必要です。特に13歳以下のお子さんの場合、送り迎えが義務づけられているため、親御さんもハワイ滞在が必須になります。
どの学校が適しているかは、英語レベル・年齢・学習スタイル・居住エリアによって大きく変わります。アカデミアでは学校選びの相談、願書サポート、ビザ取得手続きまで一貫してお手伝いできますので、迷われた際はお気軽にご相談ください。
海外で子どもに英語を学ばせる際の注意点
現地校と補習校との併用
現地校(公立校/私立校/チャータースクールなど)に通いながら、放課後や週末に語学学校・補習クラスを併用するスタイルが多く見られます。
学校選びでは、英語指導体制、英語支援制度、クラス規模、カリキュラム編成、通学距離、安全性などを総合的に見ることが重要です。
補習校(民間の語学教室やオンライン講座など)を併用することで、現地校で追いつくためのフォローや、語彙・文法の穴埋め、発話機会補強が可能です。
生活・文化面のフォロー
言語ショック(英語に対して萎縮する、発言を躊躇する)や友人関係構築の課題は、子どもにとってストレスになり得ます。家庭では、日常的に英語絵本を読み聞かせたり、英語の歌を共有したり、自然な場面で英語表現を使う場を設けたりするとよいでしょう。
また、地域の子ども向けアクティビティ(図書館、教室、サークルなど)に参加させて、交流機会を増やすことも効果的です。
コスト・滞在期間・ビザ
英語教育プログラム受講や滞在には費用がかかります。プログラム料、教材費、交通費、滞在費(宿泊・食費など)、渡航費など総合的に見積もる必要があります。
滞在期間が短すぎると成果が見えにくいため、中長期視点(半年〜1年程度)でプランを練るのが理想です。
米国滞在に必要なビザ要件や就労制限、滞在期間制限なども留意すべきです。語学学校や留学エージェントと相談しながら適切なビザ種別を選ぶことが重要です。
まとめ
全体として、ハワイでの子ども英語教育は「どの選択肢を選ぶか」以上に、年齢・英語レベル・家族の滞在計画とのバランスが大切です。幼児期は英語に触れる機会づくりを優先し、小学生以上は読み書きや学習言語を伸ばすサポートが欠かせません。
通学距離や生活リズム、無理のないビザ滞在計画を整えることで、子どもが安心して学び続けられる環境がつくれます。興味や意欲を尊重しつつ、家庭でも少しずつ英語環境を取り入れながら段階的にレベルアップすることが、長期的には一番の成功につながります。
ハワイでの子ども英語教育に関するよくある質問
ハワイは英語を「教室の中」だけでなく、「自然の中」でも学べる理想的な環境です。英語圏の環境=「英語を使う機会」が圧倒的に多いため、実践的な英語力が育ちやすく、さらに異文化・多言語環境なので、子どもが「英語+異文化理解」というグローバルな視点を身につけるチャンスもあります。


