ハワイ短期留学成功ガイド!滞在期間別費用のめやすや失敗を避けるためのポイントを徹底解説
ハワイは人気のリゾート地としてだけではなく、短期留学先としてもとても人気があります。
その理由は、日本人や日系人が多く生活するのにさほど困らない環境や、日本からの直行便の多さ、短期留学プログラム数の多さなど、気軽に留学体験できる要素が多いからなんです。
この記事ではハワイでの短期留学を成功させるために必要な知っておくべき情報や費用について詳しく解説しています。
せっかくの短期留学の機会を素敵な時間にするために、ぜひこの記事で抑えるべき情報を抑えて充実した留学生活を送ってください!
本記事をガイドする人
School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
目次
ハワイ短期留学がなぜおすすめなのか?3つの理由
ハワイ短期留学がおすすめな理由は以下の3つです。
- 年間を通じて気候が安定しているから
- 万が一の時日本語が通じる可能性があるから
- 世界中から集まる留学生と交流できるから
1つずつ見ていきましょう。
年間を通じて気候が安定しているから
ハワイは、その温暖な気候、豊かな自然、そして国際的な環境で知られています。
ハワイの気候は熱帯気候で、年間を通じて温暖です。平均気温は約23℃から27℃で、過ごしやすい気候が続きます。
日本と違ってジメジメした季節がないため湿度の高さにうんざりすることもありません。
ハワイの気候は一年中安定しているため、快適な環境で学習に集中できます。
この安定した気候は、留学生がストレスなく生活できる大きなメリットです。
万が一の時日本語が通じる可能性があるから
ハワイは以前から日本からの移民も多く、日本語を話せる人も少なくありません。
特にオアフ島のホノルルでは、日本語が通じる店舗も多く、日本食レストランや日本語の看板が見られることもあります。
また、ハワイには日本人コミュニティが存在し、日本語が通じる場所も多いため、言語の壁を感じることなく留学生活を送ることができます。
これにより、言語の不安を抱えることなく、留学生活を楽しむことができます。
世界中から集まる留学生と交流できるから
ハワイは多様な文化が交差する場所であり、世界中から来た留学生との交流を通じて、国際感覚を養うことができます。
ハワイはアメリカで唯一、人種のマジョリティがいない州で、多様な文化が混ざり合う場所です。日系人・韓国人などのアジア系、白人、ハワイアンなど様々な人種が共に暮らしています。
留学生もアジア、ヨーロッパ、南米など、世界中から集まります。
このような環境は、国際的な視野を広げ、異文化理解を深める絶好の機会を提供します。
ハワイでの短期留学に必要な費用を解説
ハワイでの短期留学には、学費、滞在費、生活費など、さまざまな費用がかかります。
これらの費用は留学の目的や期間、さらには個人のライフスタイルによって大きく変わります。
- 期間別留学費用のめやす
- 渡航準備にかかる費用のめやす
- ハワイでの生活にかかる費用のめやす
について解説します。
期間別留学費用のめやす
ここでは以下のパターンでの留学費用のめやすを解説します。
- 2週間の留学費用のめやす
- 1ヶ月の留学費用のめやす
- 3ヶ月の留学費用のめやす
- 半年〜1年の留学費用のめやす
1つずつ見ていきましょう。
2週間の留学費用のめやす
2週間の留学では、授業料と宿泊施設を含めて約2,000ドルが目安です。
日本円にするとだいたい30万円前後となります。(1USD/150円で計算した場合)
この費用には、学校の登録費や教材費も含まれます。
また、現地でのアクティビティーや交通費もプラスして考慮する必要があります。
2週間の短期留学は、長期留学するためのプレ留学としてもおすすめです。
1ヶ月の留学費用のめやす
1ヶ月の留学費用は、授業料と宿泊施設を含めて約3,000ドル(1USD/150円で計算した場合、日本円だと45万から50万円)が目安です。
この期間では、より多くの授業を受けることができ、また、週末にはハワイの自然や文化を満喫する機会も増えます。
1ヶ月以上留学する場合は契約が可能な学生寮やシェアハウスなどもあるため滞在先の選択肢も広がります。
3ヶ月の留学費用のめやす
3ヶ月の留学では、授業料と宿泊施設を含めて約8,000ドル(1USD/150円で計算した場合、日本円だと約90万から120万円)が目安です。
この期間には、英語力を大きく伸ばすことができるだけでなく、現地の生活にも慣れ、深い文化体験が可能になります。
また、90日以内であればビザの申請はいりませんが、90日を超える場合はビザの申請が必要になります。
ビザを取得するメリットは、フルタイムでそれぞれの学校のカリキュラムに参加できるようになることです。
授業料はフルタイム(週18時間以上)とパートタイム(週18時間未満)で約2万円ほどの差で設定されていることがほとんどなので、可能であればフルタイムで受講することでたっぷり英語を学ぶ時間をとることが可能となります。
半年〜1年の留学費用のめやす
半年の留学だと授業料と宿泊施設を含めて約14,000ドル(1USD/150円で計算した場合、日本円だと150万から220万円)、1年の留学だと授業料と宿泊施設を含めて約26,000ドル(1USD/150円で計算した場合、日本円だと約250万〜400万円)が目安です。
授業料は長期になればなるほど、長期割引がされることがほとんどです。
また、滞在先を現地で契約することで滞在費用を節約することができるため、現地でしっかりと情報を集め、実際に物件を見て契約をすることをおすすめします。
滞在日はハワイ留学での予算の中でもウェイトがかなり高いため、この費用を節約することができれば負担がかなり減ります。
ただし、セキュリティ面では妥協せず、安全を考慮した物件を選ぶことも忘れてはいけません。
渡航準備にかかる費用のめやす
渡航前には、パスポート費用、航空券、海外保険、ビザ申請費用などがかかります。
これらの費用は、留学計画を立てる際に忘れてはならない重要な部分です。
パスポート取得費用
パスポートの費用は以下の通りです。
- 5年間(12歳未満) 6,000円
- 5年間(12歳以上) 11,000円
- 10年間(20歳以上) 16,000円
パスポートは期限まで残り1年を切っていれば更新することができます。
航空券代
ハワイ往復直行便で約7万円からです。オフシーズンや格安航空券であれば、もう少し安く手に入るかもしれません。
また、ビザなしで渡航する際は入国時に往復航空券の提示が必要になります。
海外保険加入費用
クレジットカードに付帯しているものや、国内で加入している保険の海外適用条件などを確認し、保険に加入することをおすすめします。
滞在期間が長ければ長いほど、安心を買っておくという意味では良いでしょう。
ビザ申請・SEVIS費用
アメリカ国内で学生として生活する目的で90日以上留学プログラムに参加する場合、もしくは、週18時間以上のプログラムに参加する場合は学生ビザの申請が必要です。
学生ビザは185ドルで取得できます。
また、90日以上もしくは週18時間以上留学プログラムに参加する場合、SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)に登録する必要があります。
この費用が350ドルとなります。
ハワイでの生活にかかる費用のめやす
ハワイでの生活費は、「食費」「交通費」「光熱費」などを含めて計画する必要があります。
食費
食費は、自炊をすれば節約になりますが、必要な食材の値段が日本に比べて高いかもしれません。
外食の際は、食事代に加えてチップを支払う必要があります。
日本ではあまり馴染みがありませんが、チップの相場はだいたい15%〜20%です。
サービスに満足していない場合でも10%ほど支払う必要があります。
交通費
ハワイの主な交通手段はバスで、片道約3ドル、1日乗車券は5ドルで購入できるものもあります。
観光であればトロリーやタクシーなどもありますが、料金がバスと比較するととても高くつくので、移動はバスでするのが節約にもつながるでしょう。
光熱費
ハワイでの光熱費は、賃貸物件を契約する際は家賃に含まれていることがほとんどです。
水道代などを含めてUtility(ユーティリティ)と呼ばれており、シェアハウスの場合はシェアメイトと折半します。
入居の際に支払う金額をしっかりと確認しておきましょう。
上記以外では、アクティビティに参加する際のお金や緊急時用の費用も考慮に入れておくことが重要です。
ハワイでの短期留学を成功させるカギ
短期留学を成功させるためには、事前準備と明確な目標設定が重要です。
- 渡航前の準備をしっかりしておく
- 目的・目標を明確にしておく
- 積極的に行動する
1つずつ見ていきましょう。
渡航前の準備をしっかりしておく
渡航前には、必要な書類の準備、予防接種、荷物の準備などを行いましょう。
渡航前の準備は、留学の成功に直結します。
必要な書類の準備はもちろん、予防接種や荷物の準備も忘れずに。
また、現地の文化や習慣についても事前に学んでおくと、スムーズに生活を始めることができます。
目的・目標を明確にしておく
留学の目的と目標を明確にし、計画的に行動することが成功への鍵です。
留学の目的と目標を明確にすることで、効率的に学習計画を立てることができます。
また、目標を持つことで、モチベーションの維持にもつながります。
積極的に行動する
現地での生活では、積極的に英語を使い、様々なアクティビティに参加することで、より充実した留学経験が得られます。
例えば、学校が提供するサークル活動やボランティアプログラムに参加することで、英語の実践的な使用を増やし、同時に地域社会とのつながりも深めることができます。
また、ハワイの美しい自然を活かしたアウトドア活動に参加することも、留学生活を豊かにする素晴らしい方法です。
サーフィンやダイビング、ハイキングやマラソンなど、ハワイならではの経験を通じて、新しい友人を作り、異文化交流を深めることができます。
まとめ
ハワイでの短期留学は、英語力向上だけでなく、国際感覚を養う絶好の機会です。
適切な準備と目標設定を行い、ハワイの多様な文化と自然を満喫しながら、有意義な留学生活を送りましょう。
留学中は、積極的にコミュニケーションを取り、多くの人々と交流することで、より充実した経験が得られるでしょう。
このガイドが、ハワイでの短期留学を考えている皆さんの役に立つことを願っています。