アメリカへの語学留学費用はどれくらい?抑える方法・学校の選び方も詳しく紹介!
アメリカの語学留学の費用はどれくらい必要?
アメリカの語学留学費用を安くする方法を知りたい
アメリカでリーズナブルに語学留学できる学校を教えて欲しい
近年の円安で「アメリカでの語学留学の費用は高いのが当たり前!」と思っている方も多いかもしれません。しかし、ちょっとした工夫や語学学校をどこにするかで費用は大きく変わってくるものです。
この記事では、アメリカの語学留学にかかる費用について、一般的な概要、費用を抑える方法、リーズナブルな語学学校の選び方をたっぷりとお届けします!
本記事をガイドする人
School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
目次
アメリカでの語学留学にかかる一般的な費用
まずは、アメリカで語学留学をするときにかかる、一般的な費用を以下表に示します。
期間 | 費用(ドル) | 日本円(※1ドル=150円換算) |
1ヶ月 | 3300ドル前後 | 50万円前後 |
3ヶ月 | 1万ドル前後 | 150万円前後 |
半年 | 2万ドル前後 | 300万円前後 |
1年 | 5万ドル前後 | 500万円前後 |
上記は一般的な平均値です。
アメリカの語学留学費用を期間別に見ると、上記表の通りです。1ヶ月の留学では約3300ドル(約50万円)、3ヶ月では約1万ドル(約150万円)、半年で約2万ドル(約300万円)、そして1年間の留学では約5万ドル(約500万円)かかると見ておきましょう。
費用の中には、渡航費・語学学校の授業料・居住費・生活費など、現地でかかる費用が含まれています。
ここでは、一般的な平均値を紹介しますが、実際には、さまざまな要素(語学学校や住む場所、食事、生活環境など)で費用は大きく変わります。
留学先の場所が大都市であればあるほど、比例して語学学校や生活費も高くなりがちです。
また、人によっては、上記以外に、ビザ申請費用や学生保険の加入、そして現地でのイベントなどの追加費用が必要となるケースもあります。
アメリカへの語学留学を考えているなら、上記の費用を念頭においた上で、余裕を持った予算計画を立てましょう。
アメリカの語学留学に必要な費用内訳
アメリカの語学留学に必要な費用内訳について、以下9点を紹介します。
- 語学学校費
- 居住費
- 生活費
- 渡航費
- 海外留学保険費
- ビザ費用
- 交通費
- 交際費
- 娯楽費
1つずつ見ていきましょう。
1. 語学学校費
1つ目は、語学学校費用です。
アメリカでの語学学校費用には、授業料・教材費・施設利用費・学校でのイベント代などが含まれ、語学留学全体の大きな割合を占めます。
費用は学校の種類や立地・質によって異なり、一般的には都市部の学校や有名な学校は費用が高い傾向にあると言われています。
また、授業のコマ数でも異なります。通常、授業料は週単位や期間単位で設定されており、短期間の集中コースから長期間のコースまで、と様々です。たとえば、週20時間の一般英語コースは、週あたり約300ドル〜500ドルで提供されることがあります。さらに、進んだレベルの専門的なプログラムや試験対策クラスはさらに高額になるでしょう。
語学留学を検討する際には、学校のWebサイトをしっかりと読み、授業料や申込額など、必要な費用を確認しておくことが重要です。
2. 居住費
2つ目は、居住費です。
居住費は、留学生が住む場所の費用のことです。居住形態として、ホームステイ・学生寮・個人で借りるコンドミニアムなどがあります。
ホームステイはホストファミリーの家族の一員として滞在するため、食事も提供されることが多いです。生活の中で英語に触れられることはもちろん、アメリカならではの文化も体験できるでしょう。費用は地域によって大きく異なりますが、月額約600ドルから1200ドル程度かかることがあります。
学生寮は学校が提供する施設に学生だけで住むことです。他の学生と一緒に暮らし、料理も自分でします。寮の費用は学校や地域によって異なりますが、月額約500ドルから1000ドル程度が一般的と言われています。
コンドミニアムを自分で借りる場合は、場所によって費用が高くなる傾向にあり、月額1000ドル以上かかることも珍しくないでしょう。
居住費は留学先の都市・地域によっても違うため、留学前には予算はもちろん、どのように過ごしたいかのライフスタイル、学びたい環境をしっかりと考えましょう。
居住費には、光熱費やインターネットの費用も含めておくと、少しでも余裕を持って過ごせるでしょう。
3. 生活費
3つ目は、生活費です。
生活費には、留学生活中にかかる食費や日用品などの費用が含まれ、住む地域やライフスタイルによっても大きく異なります。
大都市や有名な観光地への留学は一般的に物価が高く、生活費もそれに比例して高額になりがちです。
食費に関して、自炊をする場合は月に約300ドルから500ドル程度かかり、レストランで食事する場合は、一食につき10ドルから20ドルが平均的な価格帯です。
日用品、衛生用品・洗剤などは月に50ドルから100ドル程度が必要です。また、現地で必要となる洋服なども予算に含めておきましょう。
生活費は人によって変動が大きいため、留学前に十分なリサーチを行い、余裕を持った予算を立てておくことが重要です。
留学生は、自身が限られた予算の中で生活していることを念頭に置き、割引を活用すること、地元のスーパーなどでの買い物を中心にするなど、賢い消費行動を心がけましょう。
4. 渡航費
4つ目は、渡航費です。
アメリカへの語学留学への渡航費用は、出発する都市・航空会社・渡航する時期によって大きく異なります。GWや夏休み、年末年始などのピークシーズンには往復で1,000ドルから2,000ドル以上かかることもあるでしょう。オフシーズンや早期予約、各種割引などを利用すれば渡航費用を抑えられる可能性があります。
また、留学生は往復航空券を購入することが多いですが、帰国日が未定の場合は、帰国日を自由に設定できるチケットを選ぶことがあり、通常よりも費用が高くなります。
渡航費用の予算を計画する時には、航空券だけでなく、空港までの交通費・荷物超過料金、燃油サーチャージなどの費用も考慮に入れておきましょう。
5. 海外留学保険費
5つ目は、海外留学保険費です。
アメリカでの語学留学中には、医療費や緊急時の対応をカバーする海外留学保険に加入することが重要です。アメリカの医療費は非常に高額で、小さな治療や診察でも高い費用がかかるため、適切な保険がないと経済的な負担が大きくなります。
海外留学保険費用は保険のカバー範囲や保証額、滞在期間によっても異なりますが、一般的に数100ドルから数1,000ドルがかかります。
病気や怪我の治療費だけでなく、緊急時の帰国費用や個人責任保険もカバーしてくれる保険が多いです。
保険を選ぶ際には、保険内容を隅々まで確認し、必要な内容が含まれているかを確認しましょう。
6. ビザ費用
6つ目は、ビザ費用です。
アメリカへ語学留学するときは、学生ビザの取得が必要です。ビザ申請するために、ビザ申請料金、米国領事館に支払う費用などが必要となります。
また、ビザを申請する過程で、書類準備や面接練習、有料版の翻訳アプリの料金が発生することもあります。
学生ビザの取得費用は合計で500ドルから600ドル程度が必要となることが一般的です。予算内で留学を進めるためにも、これらの費用を含めておきましょう。
7. 交通費
7つ目は、交通費です。
交通費には電車やバス、タクシー代などが含まれ、留学生の活動範囲や滞在地域によって大きく異なります。ニューヨークやサンフランシスコなどの都市部では公共交通機関が発達しており、バスや地下鉄、トラムを利用することが多いでしょう。
大都市には、間パスが販売されている交通機関もあり、利用すれば便利でコスト効率も良いです。
公共交通機関があまり発達していない地域や郊外では、自動車を利用することもあるかもしれません。自動車の場合、ガソリン代や保険・駐車料金などがかかることを認識しておきましょう。
また、自転車を利用することもあるかもしれません。自転車で学校に通えるなら、他の交通手段に比べても安く済むでしょう。
留学先では、ある程度の交通費が必要なため、その地域の交通状況はどのようなものか、どのような交通手段が利用可能か、費用はどの程度かをざっくりとでも把握しておきましょう。
8. 交際費
8つ目は、交際費です。
交際費は、友人との外食、イベント参加、観光などの活動が含まれ、学生の過ごし方や付き合う人によって大きく異なります。交際費は留学生活に欠かせない楽しい部分費用です。
例えば、現地での飲み会、映画鑑賞やコンサート、スポーツイベントなどが挙げられるでしょう。さらに、週末に友人と観光地にいくなど、活動によってはかなりの費用がかかることがあります。
アメリカへ語学留学へいくときには、自身の普段の活動内容や人との付き合い方も踏まえて、交際費を予算に含めておきましょう。
9. 娯楽費
9つ目は、娯楽費です。
娯楽費用とは、ショッピングやレジャー活動などのことで、学生自身が留学生活の余暇を楽しむためにも重要な費用のことです。
ショッピングに関しては、おやつ・衣服・雑貨・電化製品、など購入する商品や店舗によって大きく異なります。例えば、アウトレットモールやセールを活用すれば、普段よりもお得な価格で購入できるでしょう。また、地元のマーケットやリサイクルショップに行くことでも費用を抑えることが可能です。
娯楽費は、留学生活を豊かにするためにも必要な費用のため、留学の予算計画にしっかりと含めましょう。
アメリカへの語学留学で費用を抑える方法
アメリカへの語学留学で費用を抑える方法について、以下5点紹介します。
- オフシーズンを狙う
- 奨学金制度を利用する
- 安い家賃の場所に住む
- ホームステイする
- リーズナブルな語学学校を選ぶ
1つずつ見ていきましょう。
オフシーズンを狙う
1つ目は、オフシーズンを狙うことです。
夏休みやゴールデンウィーク、お正月などの長期休暇は、旅行需要が高まり航空券の価格が上昇するため、これらのピーク時を避けて留学を計画することがコスト削減につながります。
たとえば秋や初春など、日本の長期休暇から外れた時期に渡航を計画すれば、数100ドル単位で航空券の費用を削減することが可能です。
また、航空会社や旅行サイトが提供しているプロモーションや割引も、オフシーズンが多く、これらを活用するのも一つの方法です。
オフシーズンには航空券の需要が減少するため、価格も比較的安価になる傾向があります。留学のタイミングを上手に調整することで、渡航費用はもちろん、現地での宿泊費や生活費も安くできる可能性があります。
渡航する時期を自由に決められる場合は、オフシーズンの渡航がおすすめです。
奨学金制度を利用する
2つ目は、奨学金制度を利用することです。
アメリカへの語学留学では、多くの教育機関、非営利団体、政府機関が留学生を対象にさまざまな奨学金を提供しています。これらを活用すれば、留学にかかる費用を大幅に軽減することが可能です。
奨学金の種類として、成績優秀者への支給・特定の分野への貢献・または経済的な必要性に基づくものなど多岐にわたります。奨学金を申請するプロセスには、申請書の提出、推薦状の準備、場合によってはエッセイの作成や面接が求められることもあります。
留学費用を安く抑えたいなら、早めにこれらの奨学金情報を収集して、締切に間に合うよう申請手続きを進めましょう。適切な奨学金を利用することで、学費や生活費の一部をカバーし、経済的な負担を減らせるでしょう。
安い家賃の場所に住む
3つ目は、安い家賃の場所に住むことです。
アメリカでは地域によって居住費が大きく異なるため、低コストかつ安全なエリアを選ぶことが重要です。大都市の中心部や人気地区は家賃が高い傾向にありますが、郊外や中心部から少し離れたエリアでは比較的安価な住宅を見つけられることが多いです。
住居を選ぶ際には、ただ安いだけでなく、治安の良さや公共交通のアクセス、近隣の施設(スーパーマーケットや病院など)も考慮する必要があります。また、学校からの距離も重要で、交通費が家賃の節約分を上回らないようにすることが望ましいです。
インターネットや留学生のコミュニティ、語学学校などから情報を収集して、物件を検討し、現地で物件を見れるなら見ておくことも大切です。
リーズナブルかつ生活に必要な条件を満たせる住居を選べば、留学中の生活費を大幅に削減できるでしょう。
ホームステイする
4つ目は、ホームステイすることです。
自分でコンドミニアムを借りるよりもホームステイを選べば、多くの場合リーズナブルに留学生活を遅れることがあります。
なぜならホームステイには家賃だけでなく光熱費・インターネット料金などが含まれていることがほとんどだからです。ホストファミリーによっては食事の提供があるところも多く、生活全般のコストを抑えられます。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響以降、ホームステイを提供する家庭の数が減少傾向にあり、場所によってはコンドミニアムの方が安いケースがあります。
そのため、留学先での宿泊方法を決定する際には、現地のホームステイの状況とコンドミニアムの両方を調査し、どちらがより安いか、安心かを検討することが重要です。
リーズナブルな語学学校を選ぶ
5つ目は、リーズナブルな語学学校を選ぶことです。
語学学校の料金は都市や提供プログラム、コマ数によって大きく異なります。必ずしも費用が高い学校が質が良いわけではありません。費用が比較的低いものの、質の高い教育を提供する学校も存在します。
低コストで、良質な教育を求める場合、自身のニーズに合った学校を選ぶことが重要です。
たとえば、学費だけでなく教育の質、1クラスあたりの人数、講師の特徴、サポートサービス、そして卒業生からの口コミなど、さまざまなな要素を総合的に見ていきましょう。
自分で学校の評判や評価を調べることで、入学後のギャップを少なくでき、自身に合った学校を選べ、費用対効果も高くなります。
アメリカでリーズナブルな費用の語学学校の選び方
アメリカでリーズナブルな費用の語学学校の選び方について、以下3点を紹介します。
- 費用内訳を確認すること
- サポート内容を確認すること
- 地域を確認すること
1つずつ見ていきましょう。
費用内訳を確認すること
1つ目は、費用内訳を確認することです。
学校によっては、授業料の他にも登録料、教材費、施設利用料など、様々な追加費用が発生する場合があります。これらの費用がどれくらいかを確認しておくことで、後から語学学校費用が高くなってしまうのを防ぐことが可能です。
学校選びの際には、Webサイトの情報だけでなく、実際に学校に問い合わせて詳細な費用内訳を確認すると良いでしょう。
また、同じ学校でも時期や期間によってプログラムの内容や費用が変わることもあるため、自分が興味を持つコースの費用を中心に確認する必要があります。
費用はもちろん大切ですが、学校が提供する教育の質や、学習サポートの体制、雰囲気も見ること、全体的なコストパフォーマンスに繋がり、充実した留学生活を送れるでしょう。
サポート内容を確認すること
2つ目は、サポート内容を確認することです。
アメリカでの語学留学を検討する際に、どのようなサポート内容が提供されているかを確認することが大切です。サポート内容には、学生ビザ取得の支援、留学生活のフォロー・アドバイス・就職支援・文化交流イベントの開催などが挙げられます。サポート内容によって、留学生活をより充実させることも可能です。
良質なサポートを提供する語学学校では、留学生が新しい環境に順応しやすくなるため、学習成果も向上しやすいでしょう。特に、初めての海外生活では、学業だけでなく生活面での支援が重要です。
学校選びの際には、公式Webサイトを調べるだけでなく、学校に直接問い合わせたり、現在通学している学生や卒業生からの声を集めることも有効です。
サポートサービスが充実している学校は、留学生の不安を軽減し、より良い学習環境と安定した日常生活を提供してくれます。全体の学習効率と留学体験の質を高めることも期待できるため、費用対効果を考えるときには、サポート内容もしっかりと把握しましょう。
地域を確認すること
3つ目は、地域を確認することです。
アメリカは地域によって語学学校費、生活費が大きく異なるため、コストを抑えたい場合は、学費が比較的安い地域にある学校を選びましょう。
例えば、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市では、高い生活費に加えて学費も高めですが、他の都市では、よりリーズナブルな価格で語学学校に通えます。
学校が位置する地域は、アクセス性・安全性など、留学生活の質にも影響を与えるため、地域による違いを理解し、全体のコストと生活の質をバランス良く考慮した学校選びを行いましょう。
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本記事では、アメリカの語学留学の費用について紹介しました。
アメリカはとても広いため、場所によって留学費用も大きく変わります。
アメリカで費用を抑えつつ質の高い教育を受けたいなら、学費の内訳を確認し、提供されるサポート内容を見極めることが重要です。また、学校が所在する地域によっても学費や生活費が異なるため、コストパフォーマンスを重視する場合は地理的な条件も検討すべきです。
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