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ハワイの語学学校に転校する方法|I-20の移し方と手順

ハワイの語学学校に転校する方法
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F-1(学生ビザ)でハワイにいる人が別の語学学校に移るには、いまの学校の DSO(留学生担当者)に転校を申し出て、SEVIS の記録を新しい学校へ移してもらいます。ビザそのものは、有効期限が残っていれば取り直す必要はありません。覚えておく期限は「新しい学校の授業を5か月以内に始める」「新しい I-20 の開始日から15日以内に報告する」の2つです。この記事では、米国の連邦規則と SEVP(学生・交流訪問者プログラム)の案内をもとに、転校の条件・手順・期限と、Academia Language School での受け入れの流れを Academia 編集部がまとめます(2026年10月9日時点)。

執筆:Academia 編集部/監修:Yamahi(School Owner, Academia Language School)

F-1 のまま、ハワイの別の学校に転校できますか?

できます。連邦規則(8 CFR 214.2(f)(8))は、学生の身分を保っている F-1 の学生は、SEVP の認定を受けた別の学校に転校できると定めています。語学学校から語学学校へ、大学やカレッジから語学学校へ、どちらの向きも同じ手続きです。転校のときに米国を出る必要はなく、ハワイにいたまま進められます。

条件は「身分を保っていること」です。具体的には、いまの学校でフルタイム(語学学校は週18時間以上)の授業を受けていること、または受け終えたばかりであることです。プログラムを修了した人には60日の猶予期間があり、そのあいだに出国の準備か転校の手続きができます(8 CFR 214.2(f)(5)(iv))。反対に、出席が足りずに学校から記録を終了(Terminated)された人は、そのままでは転校できません。この場合は新しい学校を通じて移民局(USCIS)に身分の回復(Reinstatement)を申請する必要があり、時間と費用がかかります。

なお、2026年7月に公表された「滞在期間を固定する規則」(いわゆる4年ルール)には、最初の学校で1学年を終えるまで転校を認めない、同じ段階かそれより下の段階には入り直せない、といった転校の制限が含まれていました。この規則は2026年9月14日の連邦地裁の命令で止まっており、2026年10月9日時点では始まっていません。いまの転校の条件は、この記事に書いたとおりです(詳しくは関連記事:留学ビザの4年ルールはいま?)。

Yamahi
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Academia に来る F-1 の学生の多くは、ハワイの別の学校からの転校生です。いちばん多い相談は「いまの学校を辞めてから次を探していいですか」というもの。答えは「辞める前に決める」です。記録が終了してしまうと、転校ではなく身分の回復の手続きになってしまいます。

転校の手続きはどう進みますか?

流れは5つの段階です。鍵になるのは、いまの学校の DSO が SEVIS に入れる「リリース日(Transfer Release Date)」です。この日に、学生の記録の責任が新しい学校へ移ります。

F-1 の転校は、新しい学校に申し込み、いまの学校の DSO に申し出てリリース日を決め、リリース日に SEVIS の記録が移ったら新しい I-20 を受け取り、開始日から15日以内に新しい学校へ報告する5つの手順
F-1 の転校の手順(8 CFR 214.2(f)(8)、Study in the States の案内をもとに Academia 編集部作成)
  • ①新しい学校に申し込み、受け入れの通知をもらう:転校先の DSO の連絡先と、学校の SEVIS コードも控えます
  • ②いまの学校の DSO に転校を申し出る:受け入れの証明を見せ、両方の学校と相談してリリース日を決めます。規則では、いまの学期(セッション)の終了日か、それより早く移るならその予定日がリリース日になります
  • ③リリース日に記録が移る:この日まではいまの学校が記録を管理し、学生はそれまで授業に出続けます。転校の取り消しができるのもこの日まで。リリース日を過ぎると、前の学校の I-20 と、キャンパス内の仕事などの就労許可は終わります
  • ④新しい学校が I-20 を発行する:リリース日のあと、新しい学校の DSO が SEVIS で I-20 を作ります。本人と DSO が署名します。ハワイの学校どうしの転校なら、学校で直接受け取れます
  • ⑤新しい学校に報告して登録する:新しい I-20 に書かれたプログラム開始日から15日以内に、新しい学校で登録を済ませ、DSO に連絡します。DSO が SEVIS に登録を記録して、転校が完了します

SEVIS の操作はすべて学校の DSO が行うので、学生が自分で政府のサイトに申請するものはありません。学生がすることは、新しい学校の受け入れを取ること、いまの学校に申し出ること、そして期限までに新しい学校へ行くことの3つです。

いつまでに何をすればよいですか?

期限は4つあります。いちばん大事なのは「5か月」です。

F-1 の転校の期限は、新しい学校の授業開始まで5か月以内、新しい I-20 の開始日から15日以内に DSO へ報告、修了後の猶予60日、入国後に通い始めていない人は30日以内
転校で覚えておく4つの数字(8 CFR 214.2(f)、Study in the States の案内をもとに Academia 編集部作成)
  • 5か月以内に新しい学校の授業を始める:いまの学校を離れた日か、いまの I-20 のプログラム終了日の早いほうから数えます。これを超えると、米国内で転校を続けることはできず、新しい学校で初回入学の I-20 を作り直し、いったん出国して入り直す形になります
  • 15日以内に新しい学校へ報告する:新しい I-20 のプログラム開始日が基準です
  • 修了後の猶予は60日:プログラムを修了した人は、修了から60日のあいだに転校の手続き(リリース日の設定)を済ませます
  • 入国したのに I-20 の学校に行っていない人は30日:I-20 を出した学校に通い始める前に別の学校へ移りたいときは、その学校の DSO に到着を知らせて転校を申し出たうえで、入国から30日以内に新しい学校でフルタイムの登録をします(Study in the States の案内)
Yamahi
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Academia の入学日は毎週月曜日なので、リリース日の翌週の月曜から通い始める、という組み方がいちばん多いです。前の学校の学期の終わりとうまく合わせれば、授業の空白をほとんど作らずに移れます。リリース日は前の学校と相談して決めるものなので、決める前に一度ご相談ください。

ビザは取り直す必要がありますか?日本に一時帰国しても大丈夫ですか?

ビザの有効期限が残っていれば、取り直す必要はありません。ビザは「入国のための許可」で、米国内での身分は SEVIS の記録と I-20 で管理されます。ビザに前の学校の名前が書かれていても、新しい学校の I-20 と一緒に使えます。

転校の途中で日本に一時帰国することもできます。SEVP の案内では、ビザが有効なら新しい学校の I-20(転校中のもの)を持って再入国できます。ビザの期限が切れている場合は、新しい I-20 を使って大使館・領事館で新しいビザを申請してから戻ります。いずれの場合も、再入国のときに新しい学校の DSO の署名がある I-20 が必要です。I-20 はスーツケースに入れず、手荷物で持ってください。

Academia に転校するときの書類・費用・クラスは?

Academia Language School(ホノルル・アラモアナ)は、他校からの転校を受け入れています。学校サイトの「申込の流れ」に出ている、転校生の主な書類は次のとおりです(2026年10月9日確認)。

  • パスポートのコピー(米国に来る家族全員分)と、F ビザのページのコピー
  • 銀行の残高証明書(18,000ドル以上。家族1人につき4,500ドルを追加。申込から3か月以内の日付。日本円の表記でも可)
  • F-1 の在籍状況の確認書(転校生向け。いまの学校に書いてもらうもの)
  • 申請者以外が学費を払う場合は、資金の保証書。子どもがいる場合は扶養家族の申請書

申込はオンラインのフォームからで、支払いのあとに I-20 を発行します。ハワイの学校どうしの転校なら I-20 は学校で手渡し、ハワイにいない場合はメールで送ります。入学日は毎週月曜日(各セメスターの最終週とその前の週を除く)です。授業は F-1 の出席の条件を満たす週4日制(月〜木)で、申込の期間にかかわらず2年間の I-20を発行しています。

費用については、F-1 の転校生向けに通常の授業料から最大20%引きになる「Transfer Campaign」があります(申込のときに申告が必要。代理店経由は対象外)。また、転校生と在校生だけが申し込める「午後限定クラス」(12:30〜3:00 と 3:00〜5:30 のクラスだけを選ぶコース。最短8週間)もあります。午後限定クラスは Transfer Campaign の対象外です。金額は学校サイトの料金ページで最新のものを確かめてください。

Yamahi
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転校の理由でいちばん多いのは、時間割と通学日数です。週4日制なら金曜を自分の時間に使えますし、午後限定クラスは午前にお子さんの学校の送り迎えがあるご家庭に選ばれています。「いまの学校で何が合わなかったか」を教えていただければ、クラスの組み方を一緒に考えます。

転校で失敗しないための注意点は?

  • いまの学校を「先に」辞めない:身分を保ったまま手続きするのが前提です。出席率が下がって記録が終了されると、転校ではなく身分の回復の申請になります。Academia の場合、出席率80%を切った学期が2回続くと強制退学になり、その日から15日以内に出国するか、他校に転校して新しい I-20 を出してもらう必要があります(学校サイト「出席率と強制退学」)
  • リリース日を過ぎると取り消せない:前の学校に戻ることはできません。新しい学校の受け入れが確定してから申し出てください
  • 就労許可はリリース日で終わる:キャンパス内の仕事などをしている人は、新しい学校の DSO に改めて相談します
  • 規則が動けば条件が変わる:止まっている「4年ルール」が動き出すと、最初の学校で1学年を終えるまで転校できない、などの制限が加わります。続報は学校サイトのコラムで案内します
  • 迷ったら DSO に聞く:転校の判断で分からないことは、いまの学校と新しい学校の DSO に早めに相談するのがいちばん確実です。個別の在留資格の判断が必要なときは、移民法の専門家にも確かめてください

まとめ:転校は「身分を保ったまま、5か月以内」

  • F-1 の学生は、身分を保っていればハワイの別の語学学校に転校できる。米国を出る必要はない
  • 手続きは、新しい学校の受け入れ → いまの学校の DSO に申し出てリリース日を決める → 新しい I-20 → 開始日から15日以内に報告
  • 新しい学校の授業は、前の学校を離れてから5か月以内に始める。修了後の猶予は60日
  • ビザは有効なら取り直し不要。一時帰国するなら新しい学校の I-20 を手荷物に
  • Academia は転校生を受け入れている。入学は毎週月曜、週4日制、2年間の I-20、転校生向けの割引と午後限定クラスがある

「いまの学校の学期はいつ終わるのか」「リリース日をいつにすればいいか」など、転校の相談は日本語で受けています。学校がビザの取得や在留資格をお約束することはできませんが、手続きの流れと書類は丁寧にご案内します。

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出典:8 CFR 214.2(f)(5)(iv)・(f)(8)(連邦規則集、2025年版)、Study in the States(米国国土安全保障省 SEVP)「Transferring to a Different School」「Instructions for Transferring to Another School as an F-1 Student」「SEVIS Help Hub: Complete Transfer of F-1 SEVIS Record」、Academia Language School 学校サイト「申込の流れ」「Transfer Campaign」「AFTERNOON-ONLY CLASSES」「出席率と強制退学」(いずれも2026年10月9日確認)。この記事は2026年10月9日時点の情報です。法的な助言ではありません。

この記事の監修者

School Owner / Hironori Yamaguchi  
Yamahi 

紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立56年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。

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