ハワイは日本語が通じる?初めて行く人へ注意すべき点を徹底解説
初めてのハワイ旅行、楽しみでいっぱいだけれど「日本語が通じるのかな?」という不安もありますよね。
特に英語に自信がない方や、初めての海外旅行であれば、言葉の壁はとても大きな心配事です。
「現地で迷子になったらどうしよう」
「レストランで注文できるか心配」
など、さまざまな疑問が頭をよぎることでしょう。
そこで今回は、ハワイで日本語が通じる場所や通じない場所を徹底解説し、安心して旅行を楽しむためのポイントをご紹介します。
本記事をガイドする人
School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
目次
ハワイで日本語が通じるのはなぜ?
ここでは、ハワイで日本語が通じる理由と状況について、以下の3点を解説します。
- 日本人観光客が多いから
- 日系人が多いから
- とはいえ、日本語が通じない場所もたくさん
1つずつ見ていきましょう。
日本人観光客が多いから
ハワイで日本語が通じる理由の1つ目は、日本人観光客が多いからです。
2023年9月のハワイ州観光局のデータによると、ハワイの観光客に占める日本人の割合は、米国本土に次いで第2位(全体の約6%)です。
ハワイは日本人にとって人気のある観光地であり、年間を通じて多くの日本人観光客が訪れます。そのため、観光業界では日本語が重視され、ホテルやツアー、著名な観光地などでは日本語対応が一般的となっています。
日系人が多いから
ハワイで日本語が通じる理由の2つ目は、日系人が多いからです。
2023年10月の統計によると、ハワイ州の総人口に占める日系人の割合は約20%です。これは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、多くの日本人が移民としてハワイに渡り、その子孫が現在も多く住んでいるためです。彼らはハワイの社会に深く根付いており、日本語や日本文化に対する親しみを持っています。
また、日系人が経営する店舗やレストランも多く、旅行者にとっても安心して日本語を使える環境が整っています。このような背景から、ハワイではアメリカ本土に比べると日本語が通じやすく、多くの日本人観光客が訪れる理由となっています。
とはいえ、日本語が通じない場所もたくさん
日本人観光客が多く、日系人コミュニティもあるハワイですが、日本語が通じない場所もたくさんあります。
特に地元の人々が多く利用する店舗やレストラン、ホノルルから離れた観光地などでは、英語のみとなります。また、オアフ島以外の島々では、日本語が通じる場所はさらに少なくなります。マウイ島、ハワイ島、カウアイ島などでは、基本的に英語を使う必要があります。
そのため、英語が苦手な方は、簡単なフレーズを覚えたり、翻訳アプリを利用したりする準備が必要です。このように、ハワイ旅行をより楽しむためには、日本語が通じる場所とそうでない場所を事前に把握しておくことが大切です。
ハワイで日本語が通じない場合はどうしたらいい?
ここでは、ハワイで日本語が通じない場合の対処方法について、以下の2点を解説します。
- 中学生レベルの英語でもなんとかなる
- 日本語が通じない場合の裏技
1つずつ見ていきましょう。
中学生レベルの英語でもなんとかなる
ハワイで日本語が通じない場合の対処方法の1つ目は、中学生レベルの英語でもなんとかなるということです。
ハワイ旅行では、英語が苦手でも単語を並べたりジェスチャーを使ったりするだけでなんとかなることがあります。
例えば、ホテルでうっかり鍵を部屋に置いたまま外に出てしまった場合、「Key in! Me out!」といった文法的には少々おかしい表現でもスタッフは状況を理解してくれることがあります。
日本に来た外国人が片言の日本語を話しているときに「なんとかしてあげたい」と感じるのと同じですよね。現地の人々も観光客に対して親切に対応してくれるので、英語に自信がなくても大丈夫です。大きな声で、ハキハキと喋ることを意識しましょう。
日本語が通じない場合の裏技
ハワイで日本語が通じない場合の対処方法の2つ目は、日本語が通じない場合の裏技です。
「LINE英語通訳」をLINEで友達登録しておくと、日本語で送ったメッセージを英語に翻訳してくれるので非常に便利です。現地で困ったときには、その翻訳結果を画面に見せるだけでコミュニケーションが取れます。
また、このサービスは写真内の英語も翻訳してくれます。レストランのメニューをスマホで撮影して送信すれば、あっという間に日本語のメニューに早変わり。観光地の英語の解説も翻訳できるので、旅をさらに楽しむことができます。
さらに、旅行前にChatGPTなどのAIツールを活用するのも一つの手です。
例えば、「ハワイでレストランに行きます。英語力に自信がないのですが、どのような質問をウエイターからされるか、想定質問と解答例を教えて」と入力すると、具体的なシミュレーションができ、安心して食事を楽しむ準備ができます。
例えば、「What would you like to drink?(お飲み物は何になさいますか?)」といった質問に対する答え方を事前に練習しておくことで、現地でのやり取りがスムーズになります。
これらのツールを活用することで、言葉の壁を感じずにハワイ旅行を存分に楽しむことができます。
ハワイで日本語が比較的通じる場所
ここでは、ハワイで日本語が比較的通じる場所について、以下の4点を解説します。
- 入国審査
- ホテル
- オプショナルツアー
- レンタカー
1つずつ見ていきましょう。
入国審査
ハワイで日本語が比較的通じる場所の1つ目は、空港での入国審査です。
ハワイでの入国審査は、多くの人が最初に緊張するポイントですが、安心してください。入国審査の係員は日本人観光客に慣れているため、「ホテル、ドコデスカ?」や「ナンニチ、ステイシマスカ?」など、片言の日本語を話してくれることが多いです。
また、空港には日本語が話せるスタッフも配置されているため、もし英語に不安がある場合でも安心して対応してもらえます。日本語での案内板やサポートも充実しており、初めてのハワイ旅行でもスムーズに入国手続きを進めることができます。
ホテル
ハワイで日本語が比較的通じる場所の2つ目は、ホテルです。
ハワイでは、特に高級ホテルで日本語が通じることが多いです。例えば、ヒルトン、ハレクラニ、モアナサーフライダー、ロイヤルハワイアンなどでは、日本語を話せるスタッフが常駐しており、チェックインや滞在中のサポートも安心です。
また、日本人観光客が多く滞在する中級クラスのホテルでも、日常会話程度の日本語が通じることが期待できます。
ただし、低価格帯のホテルでは英語のみの対応となることがあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
ワイキキ周辺で、日本語が通じやすいホテルを以下に挙げておきます。
- ヒルトン ハワイアン ビレッジ ワイキキ ビーチ リゾート
- モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート & スパ
- ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ
- シェラトン ワイキキ ホテル
- アロヒラニ リゾート ワイキキ ビーチ
- ハレクラニ
- アウトリガー リーフ ワイキキ ビーチ リゾート
- トランプ インターナショナル ホテル ワイキキ
- ザ リッツ・カールトン レジデンス ワイキキ ビーチ
- エンバシー・スイーツ バイ ヒルトン ワイキキ ビーチ ウォーク
- ワイキキ ビーチ マリオット リゾート & スパ
- プリンス ワイキキ
オプショナルツアー
ハワイで日本語が比較的通じる場所の3つ目は、オプショナルツアーです。
ハワイでのオプショナルツアーは、日系の企業が代理店となっている場合が多く、日本語が通じるツアーが多くあります。ツアーガイドも日本語を話せるため、観光地の説明や質問にも安心して対応してもらえます。同じツアーに参加する観光客も日本人が多いため、リラックスして楽しむことができます。
一方、アメリカ本土からの観光客を対象としたツアーでは英語のみの場合もあります。心配な場合は予約時に日本語対応が可能かどうかを確認しておくと良いでしょう。
レンタカー
ハワイで日本語が比較的通じる場所の4つ目は、レンタカー会社です。
ハワイでレンタカーを利用する際も、日本語が通じる企業が多くあります。ハーツレンタカーやアラモレンタカーなどの大手レンタカー会社はもちろん、ニッポンレンタカーやワンズレンタカーなどの日系企業では、日本語が話せるスタッフや日本語対応のサポートデスクが設けられています。
特に初めてのレンタカー利用や英語に不安がある方は、日本語対応がある企業を選ぶと安心です。日本で事前にインターネットで予約をしておくことで、現地での手続きもスムーズに進みます。
ハワイで日本語が通じにくい場所
ここでは、ハワイで日本語が通じにくい場所について、以下の6点を解説します。
- タクシー
- Uber
- バス、トロリー
- ショッピング
- レストラン
- 観光地
1つずつ見ていきましょう。
タクシー
ハワイで日本語が通じにくい場所の1つ目は、タクシーです。
ハワイでタクシーを利用する際、チャリーズタクシーやハナタクシーなどの有名なタクシー会社では、日本語対応で予約が可能です。
しかし、実際のドライバーは日本語を話せないことが多いです。事前に目的地の住所を英語で伝えるか、メモを見せるとスムーズです。
また、アプリを使ってタクシーを手配する場合も、目的地を正確に入力しておきましょう。困ったときは、簡単な英語フレーズを用意しておくと、より円滑に利用できます。
Uber
ハワイで日本語が通じにくい場所の2つ目は、配車サービスのUberです。
ハワイでUberを利用する際は、現地のドライバーが多く、日本語はあまり通じません。アプリに日本の国旗マークが表示されている場合でも、挨拶程度の片言の日本語しか話せないケースがほとんどです。
乗車時には、最初の挨拶と行き先を英語で伝え、その後は無言でも問題ありません。降車時に感謝の言葉を伝えると良いでしょう。簡単な英語フレーズを覚えておくと、スムーズなやり取りができます。
バス、トロリー
ハワイで日本語が通じにくい場所の3つ目は、バスやトロリーです。
ハワイのバスやトロリーなどの公共交通機関では、日本語が通じにくいことが多いです。対策としては、主要な目的地やバス停の名前を英語で覚えておくことが大切です。また、Googleマップなどのアプリを活用してルートを確認するのもよいでしょう。
運転手や乗客に「Does this bus go to Ala Moana?(このバスはアラモアナに行きますか?)」などの基本フレーズを使って質問すると、安心してバスの旅を楽しむことができます。
ショッピング
ハワイで日本語が通じにくい場所の4つ目は、ショッピングです。
ハワイでショッピングをする際、日系人が運営する店以外ではあまり日本語が通じません。そのため、英語でのコミュニケーションが必要となります。ここでも基本的な英語フレーズを覚えておくと、買い物がスムーズに進みます。
また、先ほどご紹介した「LINE英語翻訳」などを利用すると便利です。欲しい商品の名前やサイズ、価格などを英語で確認できるようにしておくと安心です。
レストラン
ハワイで日本語が通じにくい場所の5つ目は、レストランです。
ハワイのレストランでは、有名店であっても残念ながら日本語が通じることは少ないです。メニューの内容を理解するためには、ここでも翻訳アプリを活用していきましょう。メニューを写真に撮って翻訳することで、料理の内容を確認できます。
また「OpenTable(オープンテーブル)」というアプリを使えば、日本語でレストランの予約が可能です。事前にメニューを確認し、食べたい料理を把握しておくとスムーズです。
観光地
ハワイで日本語が通じにくい場所の6つ目は、観光地です。
ハワイの主要な観光地、例えばイオラニ宮殿やパールハーバー、ダイヤモンドヘッドなどでは、日本語のパンフレットや日本語表記が用意されています。しかし、全てのスタッフが日本語を話せるわけではありません。
そのため、英語でのコミュニケーションが必要となる場面もあります。基本的な観光用語やフレーズを覚えておくと、質問や説明を理解するのに役立ちます。休館日や営業時間、料金など、事前に観光地の情報を調べておくこともおすすめです。
まとめ
今回は、ハワイで日本語が通じる場所や通じない場所を解説し、安心して旅行を楽しむためのポイントをご紹介しました。
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