ハワイ移住を徹底解説!経験者がおすすめビザと実現方法を紹介
大好きなハワイに移住したい! ただ、ハワイ移住への不安はゼロではない
ハワイ移住を実現するには、どのビザがベスト?
そんなあなたのため、経験者がハワイ移住のメリット・デメリットやビザなどを解説した記事です。
- ハワイ移住をする人の最初の動機
- ハワイに移住するメリット
- ハワイに移住するデメリット
- ハワイへの移住を実現する目的と手段
- ハワイに移住するための主なビザの種類
- ハワイ移住を思い立ったら
- ハワイに移住で最初におすすめなのは学生ビザ
上記について徹底解説しました。最後までお読みいただければ、あなたもハワイ移住に向けたイメージがより明確になるでしょう。憧れのハワイ移住に向けて、第一歩を踏み出しませんか?
本記事をガイドする人
School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
目次
ハワイ移住をする人の最初の動機
ここでは、ハワイ移住をする人の最初の動機について、以下の3点を解説します。
- とにかくハワイが好き
- 子供をハワイで育てたい
- 引退後にハワイで暮らしてみたい
1つずつ見ていきましょう。
とにかくハワイが好き
動機の1つ目は、とにかくハワイが好きであることです。
日本人にとって、ハワイは長年代表的な海外の観光地として親しまれてきました。自然や文化など、ハワイには豊富な魅力があります。その気持ちが高じて、ハワイに移住したいと考える日本人は決して少なくありません。
子供をハワイで育てたい
動機の2つ目は、子供をハワイで育てたいと考えることです。
ハワイはアメリカの州の1つで、公用語は英語です。また、日本には馴染み深い観光地で日系人も多いため、簡単な日本語であれば通じるケースも少なくありません。そのため、子供を英語環境で育てたい、あるいはバイリンガルにしたいと考えて、ハワイを移住先にする親御さんもいます。
引退後にハワイで暮らしてみたい
動機の3つ目は、引退後にハワイで暮らしてみたいと考えることです。
引退後には、時間とお金に余裕が出てきて、海外でゆっくり過ごしてみたいと考える高齢者の人もいます。そこで、温暖で自然豊かであり、かつ日本にいても比較的情報を得やすいハワイを魅力に感じる人は珍しくありません。そのため、引退が近づいている人の中には、引退後にハワイで暮らしてみたいと考える人もいるのです。
ハワイに移住するメリット
ここでは、ハワイに移住するメリットについて、以下の4点を解説します。
- 安定した気候
- 美しい景観
- 自然を生かしたアクティビティ
- 日本語対応してくれるケースもある
1つずつ見ていきましょう。
安定した気候
メリットの1つ目は、安定した気候です。
ハワイは自然災害が少なく過ごしやすいとされています。また、気候も温暖で快適です。活火山が多く地震が発生することもありますが、普段はハワイ島でも大規模地震は少なく、日本と比べると地震は少ないと言えるでしょう。台風もほとんどない上、気温は1年を通して概ね22~26度で、暑すぎず過ごしやすいことも住みやすいポイントです。ただ、日差しが強いことが多いため、紫外線対策は必要かもしれません。
美しい景観
メリットの2つ目は、美しい景観です。
ハワイは美しい海に囲まれ、有名なビーチが多数存在します。特に、ワイキキビーチとダイヤモンドヘッドの頂上からの絶景は見逃せません。その観光地としての魅力が理由で、毎年約1,000万人の観光客が訪れて、美しい景観を楽しんでいるのです。
自然を生かしたアクティビティ
メリットの3つ目は、自然を生かしたアクティビティです。
ハワイには、自然を活かしたアクティビティができるスポットが多数存在します。例えば、ダイヤモンド・ヘッドで登山をすれば、登山中や頂上には、日常の喧騒を離れて絶景を楽しめるでしょう。また、海に行けばマリンスポーツやドルフィンツアーを、川に行けばカヤックやキャンプなどを楽しめますね。さらに、ゴルフ場も多数ありますので、ゴルフ好きの人は要チェックですよ。
日本語対応してくれるケースもある
メリットの4つ目は、日本語対応してくれるケースもあることです。
ハワイは日系人が多い地域で、今でも人口の17%以上が日本人です。また、毎年多数の日本人観光客が訪れます。よって、日本語が通じるエリアも多くて、日本人観光客にも優しい場所と言えるでしょう。レストランやお土産ショップ、病院にも、日本語対応の場所は珍しくありません。ただ、英語ができた人が、より安心できることも事実です。
ハワイに移住するデメリット
ここでは、ハワイに移住するデメリットについて、以下の3点を解説します。
- 教育水準は高くない
- 医療費は高め
- 現地のルールに戸惑う可能性
1つずつ見ていきましょう。
教育水準は高くない
デメリットの1つ目は、教育水準は高くないことです。
ハワイでは、義務教育期間は6歳から18歳までの12年間です。公立校では授業料は無料ですが、残念ながらアメリカの中では教育レベルは高くないとされています。高い教育レベルを求めるのであれば、私立の中でも高い教育レベルが自慢の学校を選ばないといけません。ただ、その場合は高い授業料が必要になります。
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医療費は高め
デメリットの2つ目は、医療費は高めであることです。
ハワイでは、日本のような医療保険制度がない分、医療費が高くなりがちであることにも注意しましょう。たとえば、救急車を呼ぶだけで7〜8万円です。一方で、日本では救急車を呼んだだけでは費用は発生せず、治療を受けた場合に初めて13,000円が請求されます。このように、医療費が高めであるため、持病がある人などであればハワイの移住は特に慎重に検討しましょう。
現地のルールに戸惑う可能性
デメリットの3つ目は、現地のルールに戸惑う可能性があることです。
ハワイには、日本にはない現地のルールがあります。特に移住してすぐは、そのようなルールに戸惑うこともあるかもしれません。日本にはないハワイのルールについて、主なものを4つ箇条書きで書きますね。
- 洗濯物を外で干せない
- 子供を家で留守番させられない
- 娘と父親は一緒にお風呂に入れない
- 外で飲酒できない
ハワイへの移住を実現する目的と手段
ここでは、ハワイへの移住を実現する目的と手段について、以下の6点を解説します。
- 英語力を高めたい:語学学校
- 大学で専門性の高い知識を習得&キャリアアップ:大学
- ロミロミやフラダンスなどハワイならではのスキルを習得:専門学校
- 子供を英語環境で育てたい:親が語学学校&子供を現地校
- 現地で仕事をしたい:現地就職・駐在
- 結婚相手と一緒に暮らしたい:国際結婚
1つずつ見ていきましょう。
英語力を高めたい:語学学校
目的の1つ目は、英語力を高めたいと考えることです。その場合は、語学学校がベストでしょう。
ハワイはアメリカの州の1つなので、英語力を高めたいと考えてハワイに移住する人は珍しくありません。それを実現するには、現地語学学校への留学がベストです。
大学で専門性の高い知識を習得&キャリアアップ:大学
目的の2つ目は、大学で専門性の高い知識を習得し、キャリアアップをしたいと考えることです。その場合は、大学がベストでしょう。
ハワイにも大学は存在しています。中には、全米でも高いレベルの研究を行っている評価されている大学もあります。例えば、ハワイ大学マノア校は、アメリカでは地震研究や観光学の権威です。よって、専門性の高い知識を習得し、キャリアアップを実現させたい人は、その分野に強い大学があればハワイに留学するのもよいでしょう。
ロミロミやフラダンスなどハワイならではのスキルを習得:専門学校
目的の3つ目は、ロミロミやフラダンスなどハワイならではのスキルを習得することです。その場合は、専門学校がベストでしょう。
ロミロミやフラダンスなど、ハワイならではのスキルを習得するために、ハワイへの移住を志す人もいるかもしれません。そのようなスキルを習得するには、専門学校への留学がおすすめです。ただ、日本で同業の経歴がないと学生ビザは出ないことには、注意してください。
子供を英語環境で育てたい:親が語学学校&子供を現地校
目的の4つ目は、子供を英語環境で育てたいと考えることです。その場合は、親が語学学校に、子供が現地校にそれぞれ通うことがベストでしょう。
親御さんの中には、子供を英語環境を育てたいと考える人もいるでしょう。その場合には、ハワイは日本人にとって親しみがあり、おすすめの移住先です。また、そのような目的がある場合は親子留学として、親が語学学校に、子供が現地校にそれぞれ通うことがよいでしょう。
現地で仕事をしたい:現地就職・駐在
目的の5つ目は、現地で仕事をしたいと考えることです。その場合は、現地就職か駐在がベストでしょう。
ハワイの現地で仕事をしたい場合には、主に2つの手段があります。1つ目は現地就職です。直接現地の会社に応募して、合格すれば現地就職を実現できます。2つ目は、駐在員としてハワイに赴任する方法です。ハワイに拠点がある企業であれば、ハワイの駐在員としてハワイに赴任して、移住を実現できるかもしれません。
結婚相手と一緒に暮らしたい:国際結婚
目的の6つ目は、結婚相手と一緒に暮らしたいと考えることです。その場合は、国際結婚がベストでしょう。
アメリカ人との国際結婚で、ハワイ移住を実現させる人もいます。ハワイに移住して、愛する結婚相手と一緒に暮らしましょう。
ハワイに移住するための主なビザの種類
ここでは、ハワイに移住するための主なビザの種類について、以下の4点を解説します。
- 学生ビザ(Fビザ)
- ビジネスビザ(Eビザ)
- 投資家ビザ(EB-5)
- グリーンカード
1つずつ見ていきましょう。
学生ビザ(Fビザ)
1つ目は、学生ビザ(Fビザ)です。
学生ビザ(Fビザ)は、アカデミックな勉強を行うことを目的に、語学学校や大学へ入学したい場合に必要になります。大学は、今までの学歴や英語力を厳しく審査させるため、厳しい入学要件を覚悟しなければなりません。一方で語学学校であれば、大学と比較すると取得のハードルが下がります。よって、ハワイ移住を目的に学生ビザを取得したい場合は、まずは語学学校への留学をおすすめします。語学学校でまずは学生ビザを取得したのちに、大学に転校してもよいでしょう。
ビジネスビザ(Eビザ)
2つ目は、ビジネスビザ(Eビザ)です。
ビジネスビザ(Eビザ)は、仕事目的でハワイ移住を実現したい場合に取得しましょう。駐在員として日本の会社からハワイの拠点に派遣されるケースでも、ビジネスビザは欠かせません。また、自身が従業員としてハワイの企業で勤務するのではなく、現地で事業を行い人を雇う場合でも、ビジネスビザは必須です。
投資家ビザ(EB-5)
3つ目は、投資家ビザ(EB-5)です。
投資家ビザを取得するには、米国政府が指定するプロジェクトに対して投資を行う必要があります。要件を満たす投資金額は時期によって異なりますが、2024年時点ではUS$80万ドル以上です。このように、決して投資家ビザの取得は容易ではないと言えるでしょう。
グリーンカード
4つ目は、グリーンカードです。
グリーンカードを取得できれば、日本国籍を保持した状態にもかかわらず、アメリカでの滞在期間や活動に制限がありません。アメリカ市民権を取得したい場合は、永住権取得後に別の手続きが必要で、通常5年以上の期間があれば申請できません。ただ、市民権を取得すると日本国籍を離脱することには留意しましょう。グリーンカードの取得には、現地人との結婚や現地雇用、移民多様化プログラムなどの方法があります。
ハワイ移住を思い立ったら
ここでは、ハワイ移住を思い立ったらするべき準備について、以下の4点を解説します。
- ネットなどで情報収集する
- 移住経験のある人に話を聞いてみる
- ESTAで少し長期の旅行をしてみる
- 必要費用の用意
1つずつ見ていきましょう。
ネットなどで情報収集する
準備の1つ目は、ネットなどで情報収集することです。
まずはネットなどで、ハワイ移住に関する情報収集をしましょう。もちろんネットなどの情報だけでは不十分な点は多数ありますが、ハワイ移住に関する情報は多数存在していますので参考になる部分は多いはずです。ハワイ移住に関する書籍や雑誌も、大いに参考になるでしょう。
移住経験のある人に話を聞いてみる
準備の2つ目は、移住経験のある人に話を聞いてみることです。
移住経験のある人に話を聞いてみることも、ハワイ移住前の情報収集には、有効な手段と言えるでしょう。ネットや書籍よりも、より実体験に基づいたリアルな経験談を聞けるはずです。身近な知人や親戚に移住経験者がいれば理想的ですが、インターネットのQAサイトやSNSなどで、ハワイ移住経験者に質問してみてもよいでしょう。
ESTAで少し長期の旅行をしてみる
準備の3つ目は、ESTAで少し長期の旅行をしてみることです。
ESTA(電子渡航認証システム)を取得できれば、ビザを取得せずとも90日間までアメリカに滞在できます。申請サイトより申請し、必要な情報を記入の上料金を払うだけで、取得可能です。数日間だけではハワイの実情を十分に知り、移住先や物件を決めることは容易ではありません。しかし、いきなりビザを取得することもハードルが高いでしょう。そのような場合、ESTAの活用がおすすめです。
必要費用の用意
準備の4つ目は、必要費用の用意です。
ハワイで生活するには、まずしっかりと計画的に必要経費を用意しなければなりません。全く働かずに暮らしたい場合、年間で最低でも30000ドル程度は資金が必要になるでしょう。また、観光ビザで滞在予定の人は、3ヶ月に1回は日本に帰らなければならないため、渡航費用も確保しなければなりません。働きながら生活する場合でも、起業するのか現地で働くのかプランを立て、収入や貯金の使い方もしっかり考えておくことがマストです。現地の仕事は現地物価の割に低賃金なことが多いため、現地での稼ぎだけで生活するのは簡単であることは、補足で説明します。
ハワイに移住で最初におすすめなのは学生ビザ
先ほどハワイ移住のためにはビザが必要と述べ、ビザの種類も解説しました。その中でも、本記事が最初におすすめしたいビザは、学生ビザです。まずは学生ビザで1年程度ハワイに住んでみて、気に入ったらビジネスビザや投資家ビザの取得、あるいは現地企業への就職を考えてみてもよいでしょう。場合によっては、ハワイで国際結婚する人もいるかもしれませんね。
ここでは、ハワイに移住で最初におすすめなのはなぜ学生ビザなのかについて、以下の4点を解説します。
- 学生ビザは比較的取りやすい
- ビジネスビザの案件を日本から探すのは難しい
- 投資家ビザは平均15ヶ月かかる
- グリーンカードを申請すると審査期間は入国できない
1つずつ見ていきましょう。
学生ビザは比較的取りやすい
理由の1つ目は、学生ビザは比較的取りやすいことです。
学生ビザは、2ヶ月程度が目安と、比較的短期間で取得できます。また、子供が学校に入学するタイミングなどに合わせやすいことも特徴です。さらに、学生ビザでも最大5年間のビザが出る上に、移住できるビザの中でもコストがとても安いので、ハードルが低いビザと言えるでしょう。
ビジネスビザの案件を日本から探すのは難しい
理由の2つ目は、ビジネスビザの案件を日本から探すのは難しいことです。
確かに、ビジネスビザを活用してハワイ移住を実現することも不可能ではありません。実際に、多くの日本企業がハワイに進出しており、就職に対しビザをサポートするポジションもあります。また、飲食店などでは人材不足に悩んでるケースも多く、日本食レストランなどでビザ支援付きでの募集もあるようです。ただ、そのようなケースでも、日本から応募するよりも、既に現地にいる人の人が意思疎通を速やかに行うことができ、選ばれやすい現状は否定できません。
また、ビジネスビザを自分で取る場合は、現地のお店や会社を買収することもできます。ただ、やはり現地の実情を理解せずコネクションもない以上、本当によい案件を日本から探すことは事実上不可能です。本当によい案件は、情報がネットや業者に出る前に地元で話がまとまることがほとんどでしょう。よって、まず現地にいてネットワークを作っていくことが大事です。
投資家ビザは平均15ヶ月かかる
理由の3つ目は、投資家ビザは平均15ヶ月かかることです。
投資家ビザの場合は、取得にかかる期間がネックになります。そもそも、EB-5はハワイに対して投資を行ったとしても、必ずビザが降りるものではありません。投資をしてから2年経っても、まだビザが下りないという人もいるほどで、基本的に1年以上はかかることを覚悟しましょう。過去3年の統計からは12-18か月で許可となっており、平均として15か月前後を見込むべきではないでしょうか。
グリーンカードを申請すると審査期間は入国できない
理由の4つ目は、グリーンカードを申請すると審査期間は入国できないことです。
ハワイ移住のため、最初からグリーンカードを申請する方法もありますが、その可能性はかなり限定的と考えましょう。また、さらにグリーンカード申請中はアメリカに入国できません。アメリカ人と国際結婚をしても、日本からグリーンカードを申請して、取得に2年程度かかってやっと入国できた人もいるぐらいなんです。逆に、アメリカに入国してからグリーンカードを申請する方法もありますが、その場合は逆に審査期間中はアメリカを出られません。なぜなら、資産中に一度でも出国すると、審査が一からやり直しになるためです。
ハワイ移住を考えたならアカデミアランゲージスクールに相談
本記事では、ハワイ移住に関する基礎知識を幅広く解説しました。ハワイは昔から日本でも親しまれており、自然豊かで日本語対応のスポットも多いため、日本人も楽しめる可能性が高いでしょう。ただ、実際移住する場合は医療費の高さや日本と異なる現地ルールなどに注意しましょう。
ハワイ移住の前には、情報収集や資金の確保が欠かせません。また、実際に移住するにはビザの取得が必要です。ビザの種類や移住目的・手段にはさまざまな種類がありますが、本記事では語学学校への留学を特におすすめします。
特におすすめしたいのが、アカデミアランゲージスクールです。以下の強みがあるので、ハワイ移住を希望されている人は、ぜひご検討ください。
- ハワイで最も古く、55年以上の歴史がある語学学校
- 学生ビザに必要なI20を発行可能
- これまで数多くの日本人の学生ビザを支援してきた実績
- 日本人スタッフが在籍しており、日本語で対応できる
- 低価格で、ハワイの長期生活や親子留学がしやすい時間帯でカリキュラムを提供
- ハワイ好きが多く集まっている