親子留学は何歳からできる?3歳・4歳でできることと学校の決まり
親子留学に「何歳から」という決まりはなく、年齢で変わるのは親が授業を受けているあいだに子どもが日中どこで過ごせるかです。この記事では、3歳・4歳の子どもと来る場合にできることと、ハワイの学校の年齢の決まり(キンダーは7月31日までに5歳)を、ハワイ州教育局・ハワイ州人的サービス局・米国の連邦規則をもとに Academia 編集部がまとめます(2026年10月27日時点)。
- 年齢の下限はない。親は語学学校の学生として在籍し、子どもは年齢に合った通い先(プリスクール・キンダー・小学校・キャンプ)を選ぶ
- 3〜4歳:私立のプリスクール(州の許可を受けた施設)、公立の無料プリK(7月31日に3歳か4歳。優先の区分がある)、私立校のプリスクール(受験)
- 5歳:7月31日までに5歳なら公立のキンダー。日本の年長(4月1日)より4か月早い線で、4月2日〜7月31日生まれは日本より1学年上
- 6歳〜:公立・私立の小学校、Academia Aloha Camp(6〜18歳。年長は相談)
- ビザ:短期は親子とも ESTA、1年など長く通わせるなら親が F-1・子どもが F-2(年齢の下限なし)
執筆:Academia 編集部/監修:Yamahi(School Owner, Academia Language School)
本記事をガイドする人

School Owner / Hironori Yamaguchi
Yamahi
紹介文 / Introduction
Honoluluにある1969年創立・CEA認定のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。
親子留学は、何歳からできますか?
答えは「決まった下限はなく、年齢で変わるのは子どもの日中の居場所」です。親子留学は、親がハワイの語学学校に通い、子どもは現地の学校やプリスクールに通う形です。親の側の条件(学校への申込・ビザ・資金)は子どもの年齢で変わりません。変わるのは、親が教室にいる時間に子どもがどこで過ごすかです。
- 親の授業:Academia Language School(ホノルル・アラモアナ)の F-1 の学生は、1日に2つの時間帯(各2時間30分)を続けて受け、週4日(月〜木)で20時間です。開始は 7:40・8:45・10:00 から選べます。ESTA などの非学生ビザの学生は週15時間で、11:05・12:30 の開始も選べます(学校サイト「Class Schedule」)
- 子どもの通い先:この時間に合う場所を、年齢と期間で選びます。3〜4歳は「学校」より「空き」で決まるので、申込の時期を先に確かめます(次の節)

私は2022年に4歳と1歳の子どもを連れてハワイに来ました。上の子はプリスクール、下の子は預け先探しからで、「何歳から来られるか」より「その年齢の子が日中どこで過ごせるか」が、親子留学の計画のほとんどを決めると感じています。
3歳・4歳の子どもは、ハワイでどこに通えますか?
答えは「私立のプリスクール、公立の無料プリK、私立校のプリスクールの3つ」です。ハワイでは5歳のキンダーから学校(Elementary School)が始まるので、3〜4歳は学校の前の段階にあたります。

- 私立のプリスクール(デイケアを含む):2歳以上の子どもを預かる施設(Group Child Care Center)は、ハワイ州人的サービス局(DHS)の規則(HAR 17-892.2)で許可を受けて運営します。費用・空き・受け入れる年齢は施設ごとに違います。許可・登録を受けた施設は、DHS と組んで子育ての情報を出している PATCH(People Attentive to Children)の地図で探せます
- 公立のプリK(EOEL Public Pre-K):ハワイ州の幼児教育室(EOEL)が公立学校の中で開く無料のクラスで、州内 89か所・117教室です。対象はその年度の7月31日に3歳か4歳(2026-27年度は 2021年8月1日〜2023年7月31日生まれ)。申込は通学区域ごとで、2026-27年度は 2026年3月2日に受付が始まり、6月30日までは優先の区分(特別支援・英語学習者・里親・住まいが不安定・所得が連邦貧困線の300%以下など)の子どもが先、7月1日からは優先の区分に配慮しつつ先着です。短く滞在する家庭が入れるかは、EOEL に直接確かめてください
- 私立校のプリスクール:例として Mid-Pacific Institute の2027-28年度のプリスクールは「2027年7月31日までに3歳か4歳」が対象で、出願の締切は 2026年11月2日、合否は2027年2月です。学校ごとに年齢の幅・締切・選考が違い、年度で変わります
- 共通の決まり:ハワイ州教育局は、健康診断(physical examination)を「ハワイでプリスクールか学校に初めて通う日の1年以内」に受けることを求めています。結核(TB)の検査や予防接種の決まりは「親子留学のF-1とF-2の手続き」で説明しています
キンダー(小学校)には、何歳から入れますか?
答えは「その年度の7月31日までに5歳」です。ハワイ州教育局は、7月31日までに5歳になる子どもはその年度のキンダーに入り、8月1日以降に5歳になる子どもは翌年度に入る、と案内しています。就学は7月31日時点で5歳から義務です(州教育局「Enrollment FAQs」。根拠はハワイ州法 HRS §302A-1132)。
- 年齢の証明:公立校の入学では出生証明書で年齢を確かめますが、外国から来た子どもはパスポートか学生ビザでもよい、と州教育局は案内しています。新しく入る子どもは全員、家庭で話す言語の調査(Home Language Survey)を出します
- 私立校は幅が違う:Punahou School の2027-28年度のキンダーは 2021年6月1日〜2022年7月31日生まれで、出願の締切は生まれ月で 2026年9月1日と10月1日に分かれ、定員は約150人です。Mid-Pacific Institute は公立と同じ「2027年7月31日までに5歳」です
- 日本との学年の対応:ハワイの学校暦と、誕生日ごとの学年の対応は「ハワイの学校暦|新学年は8月、日本との違いと学年」で表にしています。学校の種類と選び方は「ハワイの教育事情を徹底解説」をご覧ください
子どものビザは、年齢で違いますか?
答えは「違わない。親が F-1 なら子どもは年齢に関係なく F-2、短期なら親子とも ESTA」です。F-2 は F-1 の学生の配偶者と21歳未満の未婚の子どもの資格で、年齢の下限はありません。
- F-2 の子どもの通学:連邦規則は、F-2 の子どもが小学校・中学校・高校(キンダー〜12年生)にフルタイムで通うことと、趣味・娯楽の性質の学習を認めています(8 CFR 214.2(f)(15)(ii))。プリスクールについては規則に明記がないので、通わせる前に学校の留学生担当(DSO)に確かめてください
- F-2 の配偶者:フルタイムの課程に入るには、F-1 などへの在留資格の変更が先に必要です。語学学校に親子で通いたい場合は、2人とも F-1 で申し込む形になります
- ESTA で来る場合:ESTA は1回の滞在が最長90日で延長できず、観光の資格で学校の課程に在籍することは認められていません(8 CFR 214.2(b)(7))。子どもを長く通わせる計画なら、はじめから F-1・F-2 で準備します
観光の資格で入国した子どもが受けられるのは、旅行に付随する短いもの(週18時間未満・単位の出ないもの)に限られます(9 FAM 402.2-4(A)(6))。親子で1年など長く滞在するなら、親が F-1、子どもが F-2 で入国します。ビザの発給は大使館・領事館が判断し、学校が約束することはできません。

3歳・4歳のお子さんの通い先は、学校以上に「空き」で決まります。来てから探すと、親の授業が始まっているのに預け先がない、ということが起こります。申込のときにお子さんの誕生日と希望の期間を教えてください。年齢の線にどちら側で乗るかを、先に一緒に見ます。
親が授業を受けている時間、子どもはどうしますか?
答えは「子どもの通い先の時間に、親の時間帯を合わせる」です。Academia の時間帯は3つから選べるので、送り迎えに合わせて組み立てます。
- Academia Aloha Camp:学校のサマーキャンプで、2027年は春 3月22日〜4月2日(2週)と夏 7月19日〜8月20日(5週)。対象は6〜18歳(Kids 6〜12歳・Junior 13〜18歳)で、年長の子どもは相談を受けています。1日の流れは 8:15 集合・15:45 お迎えで、保護者は同行できません。日程と料金は「Aloha Camp 2027の日程と料金」、ほかのキャンプとの選び方は「ハワイのサマーキャンプの選び方」で紹介しています
- 3〜4歳はキャンプの対象外:Aloha Camp は6歳からなので、3〜4歳の子どもの日中はプリスクールか預かりの施設になります。きょうだいで来る家庭の下の子については、学校にご相談ください

小さいお子さんがいる方には、8:45 か 10:00 開始の時間帯をすすめることが多いです。朝の送りを済ませてから教室に入れますし、午後のお迎えにも間に合います。住まいは、学校より「子どもの通い先の近く」で選ぶ方がうまくいきます。
何歳で来るのがいちばん良いですか?
答えは「正解は一つではないが、見る点は3つ」です。年齢そのものより、その子が年齢の線のどちら側にいるか、どのくらい滞在するか、通い先の申込の時期が合うかで決まります。
- 7月31日の線のどちら側か:4月2日〜7月31日生まれは、ハワイでは日本より1つ上の学年に入る。日本の学年に合わせるか、ハワイの線に合わせるかを先に決める
- 滞在の期間:90日以内なら ESTA で親子とも入国できるが、子どもを学校に通わせ続けることはできない。1年など長く通わせるなら親 F-1+子 F-2
- 通い先の申込の時期:公立プリK は3月から受付、私立校は前の年の9〜11月が出願の締切。私立のプリスクールは空きしだい
キンダーや私立校の受験、編入の相談は、同じグループの Academia Tutor School で受けています(https://academia-tutor.com/)。親子で下見に来るときの学校見学は、学校サイトの「ハワイ現地校スクールツアーのご案内」をご覧ください。
まとめ:年齢の下限はない。決めるのは「日中の居場所」と「7月31日の線」
- 親子留学に年齢の下限はない。年齢で変わるのは、親の授業中に子どもが過ごす場所
- 3〜4歳:私立のプリスクール(DHS の許可を受けた施設。PATCH で探す)、公立の無料プリK(7月31日に3歳か4歳。優先の区分あり)、私立校のプリスクール(受験)
- 5歳:7月31日までに5歳なら公立のキンダー。日本の4月1日の線とは4か月ずれる
- 6歳〜:小学校と Academia Aloha Camp(6〜18歳。年長は相談)
- ビザは年齢で変わらない。短期は ESTA、長期は親 F-1+子 F-2。F-2 の子どもはキンダー〜12年生に通える
- 親の時間帯(7:40・8:45・10:00 開始)を、子どもの通い先の時間に合わせる
親子留学の手続きの順番は「親子留学のF-1とF-2の手続き」、Academia への申し込みから入学までは学校サイトの「申込の流れ」をご覧ください。お子さんの誕生日と希望の期間を教えていただければ、通い先の候補と時間帯の組み方を日本語でご案内します。
出典:ハワイ州教育局(HIDOE)「How to Enroll」(7月31日までに5歳でキンダー、外国から来た子どもはパスポートか学生ビザで年齢を確認、Home Language Survey)、「Enrollment FAQs」(7月31日時点で5歳から就学の義務、HRS §302A-1132、健康診断はプリスクールか学校に初めて通う日の1年以内)、ハワイ州幼児教育室(EOEL)「Public Prekindergarten Program」と申込サイトの FAQ(7月31日に3歳か4歳、2026-27年度の生年月日、無料、89か所・117教室、2026年3月2日受付開始、優先の区分)、ハワイ州人的サービス局(DHS)「Child Care Regulations」(HAR 17-892.2 は24か月以上の子どもを預かる施設)、PATCH(許可・登録を受けた施設の地図)、Mid-Pacific Institute「Apply」(2027-28年度のプリスクールとキンダーの対象年齢・締切・合否の時期)、Punahou School「Kindergarten – Grade 3」(2027-28年度の生年月日の幅・締切・定員)、8 CFR 214.2(b)(7)・(f)(15)(Cornell LII)、米国国務省 外務マニュアル 9 FAM 402.2-4(A)(6)、文部科学省「4月1日生まれの児童生徒の学年について」、Academia Language School「Class Schedule」「申込の流れ」(残高証明 18,000ドル+家族1人 4,500ドル)「Academia Aloha Camp」(6〜18歳・年長は相談・2027年の日程)。いずれも2026年10月27日確認。この記事は2026年10月27日時点の情報です。法的な助言ではありません。対象年齢・締切・制度は年度で変わるため、出願の前に各学校・機関の公式ページで確かめてください。ビザの発給と入国の許可は米国政府が判断し、学校が約束することはできません。


