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高校生のハワイ留学|公立は1年まで、私立・交換・短期の違い

高校生のハワイ留学|公立は1年まで、私立・交換・短期の違い
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高校生がハワイに留学する道は、「公立高校(F-1、通算12か月まで)」「私立高校(F-1、期間の上限なし)」「交換留学(J-1、1学期か1学年)」「長期休みの短期(ESTA、90日以内)」の4つです。この記事では、米国の連邦法と国務省・国土安全保障省の案内、ハワイの学校の公式ページをもとに、4つの道の違いと確かめる順番を Academia 編集部がまとめます(2026年10月28日時点)。

この記事の答え
  • 公立高校(F-1):連邦法で通算12か月まで。地元の教育委員会に教育費の全額を払ってからビザを申請する。公立の小・中学校(K〜8年生)には F-1 で通えない
  • 私立高校(F-1):期間の上限はなく、卒業まで通える。学校が SEVP 認定校で I-20 を出せることが条件。寮のある学校もある
  • 交換留学(J-1):15歳〜18歳6か月、1学期か1学年。派遣団体(スポンサー)がホストファミリーと学校を手配する
  • 短期(ESTA):90日以内で、学校の課程には在籍できない。長期休みのキャンプ(Academia Aloha Camp は13〜18歳の Junior Program あり)や、週18時間未満の英語の授業まで
  • 共通:K〜12年生の F-1 学生の親は、F-2 で付き添って滞在することはできない

執筆:Academia 編集部/監修:Yamahi(School Owner, Academia Language School)

本記事をガイドする人

Yamahi(Hironori Yamaguchi)、Academia Language School の School Owner

School Owner / Hironori Yamaguchi  
Yamahi 

紹介文 / Introduction
Honoluluにある1969年創立・CEA認定のAcademia Language SchoolのSchool Owner | 家族で2022年にハワイ移住・3児の父。趣味は子供のゴルフキャディー。

挨拶・プロフィール

高校生がハワイに留学する方法は、いくつありますか?

答えは「4つ。期間と資格(ビザ)の組み合わせで決まる」です。米国では、18歳未満の留学生が学校に通うときの資格は、学校の種類(公立・私立)と期間で分かれています。

高校生のハワイ留学の4つの道:公立高校はF-1で通算12か月まで、私立高校はF-1で上限なし、交換留学はJ-1で1学期か1学年、長期休みの短期はESTAで90日以内
高校生のハワイ留学の4つの道(8 U.S.C. §1184(m)、Study in the States、22 CFR 62.25、8 CFR 214.2(b)(7) をもとに Academia 編集部作成)
  • 公立高校に F-1 で:ハワイ州の公立高校(9〜12年生)に、学生ビザ(F-1)で通う。連邦法で通算12か月までと決まっています
  • 私立高校に F-1 で:SEVP(学生・交流訪問者プログラム)の認定を受けた私立校に通う。期間の上限はなく、卒業まで通えます
  • 交換留学に J-1 で:国務省が指定した派遣団体のプログラムで、ホストファミリーに住みながら地元の高校に1学期か1学年通う
  • 長期休みに短期で:ESTA(ビザ免除)で90日以内。学校の課程には在籍できず、キャンプや週18時間未満の英語の授業までです
Yamahi
Yamahi

「高校生の子をハワイに留学させたい」というご相談は、親子留学の次に多いです。最初にうかがうのは「卒業までか、1年か、夏休みだけか」。期間が決まると、使える資格と学校の種類がほぼ決まります。逆に、学校の名前から入ると、あとで資格の壁にぶつかることがあります。

公立高校には、F-1 で通えますか?

答えは「通えるが、通算12か月までで、教育費の全額を先に払う」です。連邦法(8 U.S.C. §1184(m))は、F-1 で公立の中等学校(高校)に通う期間を通算12か月までとし、その学校を運営する地元の教育委員会に「補助のない1人あたりの教育費の全額」を払ったことを示すよう求めています。

  • 支払いの時期:国土安全保障省の Study in the States は、支払いはビザの申請の前に済ませ、面接と入国審査で証明を見せると案内しています
公立高校に F-1 で通うときの決まり
12か月
通算の上限
公立高校どうしを移っても、合計で12か月まで。リセットされない
全額
教育費の支払い
補助のない1人あたりの教育費を、ビザ申請の前に教育委員会へ払う
9〜12年生
通える学年
公立の小・中学校(K〜8年生)には F-1 で通えない
私立へ
12か月のあと
SEVP 認定の私立校に転校すれば、卒業まで続けられる
出典:8 U.S.C. §1184(m)(Cornell LII)、Study in the States「F-1 Kindergarten Through Grade 12」(2026年10月28日確認)
  • ハワイ州教育局(HIDOE)の案内:入学の手引きには「外国から来た子どもは、年齢の確認にパスポートか学生ビザでよい」とありますが、F-1 の受け入れの可否や外国人生徒の授業料の金額は、入学案内と FAQ には書かれていません(2026年10月28日確認)。公立高校に F-1 で通う計画は、志望校と州教育局に直接確かめてください
  • 12か月のあと:公立高校の次に別の公立高校へ移ることはできませんが、SEVP 認定の私立校に転校して卒業を目指すことはできます(Study in the States)
  • 親がいっしょに暮らすなら:K〜12年生の F-1 学生の親に F-2 は出ないので、親が自分の資格(F-1 で語学学校に通う、など)で滞在する形になります
  • F-2 で通っている子ども:親が F-1 の学生で、子どもが F-2 の場合は別の仕組みです。F-2 の子どもはキンダー〜12年生の公立校にフルタイムで通えます。詳しくは「親子留学のF-1とF-2の手続き」をご覧ください
⚠︎ 公立の小・中学校には F-1 で通えません。親の F-2 もありません

連邦法は、公立の小学校(K〜8年生)と公費の成人教育に F-1 で通うことを認めていません。私立校に F-1 で通い始めた子どもが、途中で公立の小・中学校に移ると、ビザが無効になります(8 U.S.C. §1184(m)(2))。K〜12年生の F-1 学生の親は、F-2 で付き添って滞在することもできません(Study in the States)。

私立高校なら、どのくらい通えますか?

答えは「期間の上限はなく、卒業まで通える。学校が SEVP 認定校で I-20 を出せることが条件」です。Study in the States は、F-1 の学生は私立の K〜12年生のどの学年にも通え、在籍の期間に規則の上限はないと案内しています。入学が決まると、学校の留学生担当(DSO)が I-20 を出し、それをもとに SEVIS 費(I-901、350ドル)を払ってビザの面接を受けます。

ハワイの私立校の国際生の受け入れ(公式ページの例)
ʻIolani School(ホノルル)
住まい
寮(9〜12年生。寮への新規入学は9〜11年生)
2026-27年の費用
授業料+寮費 74,000ドル、技術費 525ドル
出願
締切の記載なし
英語の支援
―
Hawaiʻi Preparatory Academy(ハワイ島)
住まい
寮(国際生は9〜12年生と PG)
2026-27年の費用
公式ページに記載なし
出願
2027-02-10 締切、出願料 100ドル、英語試験(該当者)
英語の支援
―
Mid-Pacific Institute(ホノルル)
住まい
寮の記載なし
2026-27年の費用
授業料 33,315ドル、英語支援(ELD)1科目 3,188ドル
出願
TOEFL Jr.・TOEFL・iTEP・Duolingo・IELTS で配置
英語の支援
7〜12年生の国際生向け ELD
出典:ʻIolani School「Admission」「Residential Life」「Tuition & Financial Aid」、Hawaiʻi Preparatory Academy「International Boarding」、Mid-Pacific Institute「International Program」(2026年10月28日確認)
  • SEVP 認定校かを確かめる:F-1 で通えるのは、国土安全保障省の認定を受けた学校だけです。認定校は Study in the States の「School Search」で学校名から探せます。認定がない学校は、どんなに良い学校でも I-20 を出せません
  • 寮がない学校:ホームステイか保護者の同行が要ります。学校ごとに「未成年の住まい」の決まり(指定のホームステイ会社、現地の後見人)があるので、出願の前に確かめます
  • 費用の見方:授業料と寮費のほかに、出願料・技術費・教材費・保険・往復の航空券がかかります。ハワイ州教育局の公立校の仕組みと私立校の種類は「ハワイの教育事情を徹底解説」で説明しています
私立高校に F-1 で通うまでの流れ
1SEVP 認定校を探す
School Search で認定を確かめ、国際生の窓口に出願の条件(英語試験・成績・締切)を聞く
2出願・合格
成績・推薦・面接・英語試験。寮か住まいの手配も同時に
3I-20 を受け取る
学校の DSO が発行。氏名・生年月日・プログラムの期間・費用の欄を確かめる
4SEVIS 費と面接
I-901(350ドル)を払い、DS-160 を出して申請料(185ドル)を払い、面接へ
5入国
開始日の30日前から入国できる。I-20 は手荷物に
出典:Study in the States「F-1 Kindergarten Through Grade 12」、ICE「I-901 SEVIS Fee」、USTravelDocs(2026年10月28日確認)
Yamahi
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私立校の出願は、日本の受験より早く動きます。ハワイ島の寮のある学校は2月、ホノルルの学校も前の年の秋〜冬が締切で、英語試験のスコアも要ります。「来年の8月から」と思ったら、その前の年の夏には学校見学を済ませておくくらいでちょうどよいです。グループ校の Academia Tutor School で、私立校の受験と編入の相談を受けています。

交換留学(J-1)は、どんな仕組みですか?

答えは「国務省が指定した派遣団体が、ホストファミリーと学校を手配する1学期か1学年のプログラム」です。J-1 の「Secondary School Student」は、米国の規則(22 CFR 62.25)で、公立か私立の高校に1学期以上2学期以内通い、ホストファミリーの家か認定の寄宿学校に住む、と決まっています。

J-1 交換留学(Secondary School Student)の条件
  • ✓15歳〜18歳6か月
    プログラム開始日の時点。小中高の在学が11年を超えていないこと
  • ✓初めてであること
    過去に米国で F-1 か J-1 で学校に通ったことがない
  • ✓1学期〜1学年
    1学期(またはクォーターの相当)以上、2学期以内。原則として米国の学年暦(8月開始)に合わせる
  • ✓ホストファミリーか寮
    1つの家庭に受け入れる交換留学生は2人まで。親族の家には住めない
  • ✓働けない
    アルバイトは不可(庭仕事・子守のような臨時のものは可)
  • ✓学校と地域は団体が決める
    派遣団体(スポンサー)が学校とホストファミリーを手配し、地域の担当者が毎月連絡を取る
  • 公立高校でも12か月の縛りはない:J-1 の交換留学生は F-1 とは別の資格なので、公立高校に通うときの「教育費の全額を払う」決まりの対象ではありません。そのぶん、どの州のどの学校になるかは団体の手配しだいです
  • ハワイを選べるか:団体ごとに手配の仕組みが違います。希望の地域を選べるか、追加の費用がかかるかは、団体に直接確かめてください
Academia Language School

夏休み・春休みだけなら、どうすればよいですか?

答えは「ESTA で90日以内。学校の課程には在籍できないので、キャンプか週18時間未満の英語の授業を選ぶ」です。観光の資格(ESTA・B)で入国した人が受けられるのは、旅行に付随する短いもの(単位の出ない、週18時間未満の授業)までです(8 CFR 214.2(b)(7)、9 FAM 402.2-4(A)(6))。

長期休みの高校生の過ごし方(Academia Aloha Camp 2027 の例)
Aloha Camp Junior(13〜18歳)
時期
春 2027-03-22〜04-02(2週)、夏 07-19〜08-20(5週)
内容
午前は英語、午後はフィールドトリップ。8:15 集合・15:45 お迎え
費用
1週 950ドル〜5週 3,730ドル、登録料 100ドル。春と夏の第1週は1日 240ドルの日割り
住まい
保護者と同行。ホームステイ会社は18歳未満が別料金
語学学校の短期コース(ESTA)
時期
1週間から。入学は毎週月曜
内容
週15時間の英語。学生ビザは不要(週18時間未満)
費用
1週 279ドル〜(登録料 100ドル)
住まい
18歳未満は学校に相談
私立校のサマープログラム
時期
6〜7月が中心。学校ごとに違う
内容
学校の夏期講座。国際生の受け入れ条件は学校ごと
費用
学校ごとに違う
住まい
寮のある学校はサマーも寮
出典:学校サイト「Academia Aloha Camp」(2027年の日程・料金・対象。2026年10月28日確認)、8 CFR 214.2(b)(7)、9 FAM 402.2-4(A)(6)
Yamahi
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Aloha Camp の Junior には、毎年「将来は留学したい」という高校生が来ます。2週間ハワイの子と過ごして、英語で1日を回す感覚をつかんでから、1年の交換留学や卒業後の語学学校を決める、という順番の家庭が多いです。いきなり1年より、まず春休みの2週間で「合うかどうか」を見る方をおすすめしています。

高校を卒業してから、語学学校に通う道はありますか?

答えは「ある。卒業後に F-1 で語学学校に通うのが、いちばん手続きが分かりやすい道」です。語学学校の F-1 は年齢の上限がなく、高校の留学に比べて出願が簡単で、入学日も毎週あります。英語を固めてから米国やハワイの大学・コミュニティカレッジに進む、という順番にも使えます。

✔︎ 高校生とその保護者が、はじめに決めること3つ
  • 期間:卒業まで(私立 F-1)か、1年(公立 F-1 か J-1)か、長期休みだけ(ESTA)か。期間で使える資格が決まる
  • 住まいと保護者:寮・ホストファミリー・保護者の同行のどれか。K〜12年生の F-1 の親は F-2 で付き添えないので、親が同行するなら親自身の資格が要る
  • 費用の組み立て:授業料・寮費のほかに、出願料・SEVIS 費 350ドル・ビザ申請料 185ドル・保険・航空券。公立 F-1 は教育費の全額を先に払う
Academia Language School

まとめ:期間で資格が決まる。公立 F-1 は12か月、私立 F-1 は卒業まで

  • 高校生のハワイ留学は、公立高校(F-1・通算12か月)、私立高校(F-1・上限なし)、交換留学(J-1・1学期か1学年)、長期休みの短期(ESTA・90日以内)の4つ
  • 公立高校の F-1 は、教育費の全額をビザ申請の前に教育委員会へ払う。ハワイ州教育局の案内には F-1 の受け入れと授業料の記載がないので、志望校と州教育局に直接確かめる
  • 私立高校は SEVP 認定校であることが条件。寮・費用・締切は学校ごとに違う(ʻIolani、HPA、Mid-Pacific の公式ページの例を本文に)
  • J-1 は15歳〜18歳6か月、派遣団体がホストファミリーと学校を手配。ハワイを選べるかは団体しだい
  • 短期は学校の課程に在籍できない。Aloha Camp Junior(13〜18歳)や週18時間未満の英語の授業まで
  • K〜12年生の F-1 の親は F-2 で付き添えない。卒業後に語学学校へ、という道もある

お子さんの学年・希望の期間・保護者が同行できるかを教えていただければ、4つの道のどれが合うか、確かめる順番と締切を日本語でご案内します。

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出典:8 U.S.C. §1184(m)「Nonimmigrant elementary and secondary school students」(Cornell LII。公立高校は通算12か月まで・補助のない1人あたりの教育費の全額の払い戻し・公立の小学校と公費の成人教育は不可・私立から公立へ移るとビザが無効)、米国国土安全保障省 Study in the States「F-1 Kindergarten Through Grade 12」(公立高校は9〜12年生のみ・12か月・ビザ申請の前に支払い・公立どうしの転校では延びない・私立は期間の上限なし・K〜12年生の F-1 学生の親は F-2 の対象外)と「School Search」、22 CFR 62.25「Secondary school students」と米国国務省 BridgeUSA「Secondary School Student」(15歳〜18歳6か月・11年以内・1学期以上2学期以内・ホストファミリーか寄宿学校・1家庭2人まで・就労不可)、8 CFR 214.2(b)(7)(Cornell LII)、9 FAM 402.2-4(A)(6)、ICE「I-901 SEVIS Fee」(F は350ドル)、USTravelDocs(日本)「ビザ申請料金」(185ドル)、ハワイ州教育局「How to Enroll」「Enrollment FAQs」(外国から来た子どもの年齢確認はパスポートか学生ビザで可。F-1 の受け入れと授業料の記載なし)、ʻIolani School「Admission」「Residential Life」「Boarding Tuition & Financial Aid」(2026-27年 74,000ドル・技術費 525ドル)、Hawaiʻi Preparatory Academy「International Boarding」(9〜12年生と PG・2027-02-10 締切・出願料 100ドル)、Mid-Pacific Institute「International Program」(2026-27年 33,315ドル・ELD 3,188ドル)、Academia Language School「Academia Aloha Camp」(6〜18歳・Junior 13〜18歳・2027年の日程と料金)「非学生ビザの方の学費」「宿泊施設の提供料金」。いずれも2026年10月28日確認。この記事は2026年10月28日時点の情報です。法的な助言ではありません。学校の費用・締切・受け入れ条件は年度で変わるため、出願の前に各学校・機関の公式ページで確かめてください。ビザの発給と入国の許可は米国政府が判断し、学校が約束することはできません。

この記事の監修者

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